実際に私が7年間の本当につらい「慢性腰痛」から生還した2つの方法をお教えします。

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谷 雅木
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実際に私が7年間どんな治療やエクササイズ(運動)を

しても快方に向かわなかった、

苦しみぬいた地獄のようにつらい「慢性腰痛」が、

その「2つの方法」にたどり着いたことで

「3ヶ月でずいぶん楽になり、1年でほぼ完治することができた」

その「2つの方法」を1万円でお教えします。


このブログは長期間(最低1年以上)にわたり
つらい慢性腰痛に苦しんでいる方にぜひ読んでいただきたいブログです。

私(男性52才、2020年11月現在)が、実際に7年間の地獄のように
つらい慢性腰痛との死闘を、最後にたった数ヶ月で奇跡のように終わらせた、ある「2つの方法を1万円」でお教えしたい、というブログです

私がつらい慢性腰痛と格闘しているとき、本当に頭の中は
「慢性腰痛を治したい」
これしかありませんでした。

そして日々、藁(わら)をもつかむ思いで助けを求めていたのが
「ネットや書籍や雑誌の、腰痛を治すための情報」でした。
そしてそれらを見て(読んで)いてずっと感じていたことがありました。

それは
慢性腰痛の「治療法」や「エクササイズ(運動)」は、どうしてこんなにも
「このエクササイズ(運動)をすれば必ず良くなります」
「私が治します」等々

「良くなる!」という未来形の方法ばかりなのか、ということでした。

つまり「良くなった!」という過去形で語られる「成功体験」
本当に少ないのです。

「良くなる!」方法は、ネットの情報や動画を探せば本当に
星の数ほど紹介されています。

そしてどれを試しても本当に良くなりません!

自分では本当のつらさを知らないだろうと思われる
医者や治療家、トレーナーなどの人たちが
過去から言われてきたうわべの理論やノウハウを、
それらしくまとめていたり、動画で紹介しているだけなのでは・・・
と感じるのです。

それはつまり、本当につらい慢性腰痛で苦しんだ人が
やっとたどり着いた「成功した方法」を、自分の口から
紹介しているのではないからではないか・・・ということだと思います。

「慢性腰痛業界」は、
「これをしたら良くなった!」
と本当に説得力を持って過去形で語る、
「実際の成功例」を報告している方法が極端に少ない、
ということをつくづく感じていました。

そしてこれは行き着くところ
「つらい慢性腰痛は、本当に治った人は極めて少ないのではないか?」
という驚愕の仮説にたどりついてしまいます。

確かになかには
「この運動をするようになったら治った」
「あの有名な先生のところにいって、あの治療を受けたら本当に良くなった」
と紹介されていたり、レビューのようなものがのっていたりもします。

しかし私にはどれもこれも説得力にかけます
「もともと本当につらい腰痛ではなかったのでは?」
「この人は思い込みの激しいタイプで、なかば催眠術のように
治ったと思い込んでいるのでは?」
「ちょうど何もしなくても治る時期と重なったのでは?」

自分でも書いていてうんざりするほど、疑り深く偏屈な性格です。

それほどまでに自分のこの7年間の、
どんなエクササイズや治療を行っても治らなかった体験が
屈折した性格を作り上げました。

ご本人と対峙して、自分が納得のいくまで質問を投げかけ
「この人の体験談は信ずるに値する」
と思わない限り容赦なく切って捨てる上から目線の嫌な性格に
成り果てました。

まとめるならばそれほどまでに
「つらく長い慢性腰痛を完治させるのは難しい」ということだと思います。

そして、だからこそ、「私が」この7年間のつらく長い慢性腰痛から
奇跡の生還を果たした
「2つの方法」を「成功体験」として紹介しようと考えたのです。

話は慢性腰痛からそれますが、
「2つの方法を1万円」で紹介しようと考えた大きな理由のもう一つは
当然のことながら「お金が入ってくればうれしい」と考えたからです。

私は、自分が零細の会社をやっていることもあり、
具体的な「お金を設けるシステム」にとても興味があります。

ネット上で副業的に稼いで成功している人は
「その分野に人一倍情熱がある」だからこそ
「その分野に人一倍知識がある」ことが
絶対条件だと思います。

自分を振り返ってみたときに、本業以外に「人一倍情熱と知識」があるのは
「慢性腰痛を治すこと」以外何も見当たりませんでした。

ですからこのブログでお金儲けすることは
私にとっての必然です。

また、最後に「本当に苦しんでいる人を助けることができるかもしれない」
という清らかな理由も根底にはある、と付け加えさせてください。

はじめに、どんな方にその「2つの方法」を試していただきたいか、
または逆に試してもあまり効果がないのではないか、
を私なりにまとめてみました。

以下に記すような方はこの「2つの方法」を試してもあまり

(もしくは全然)効果がないかもしれません。 

1 ぎっくり腰(急性腰痛)の方、痛みの持続が1~2ヶ月程度以内の
  まだ短期間の方。
  *ぎっくり腰のような、何らかの腰への負荷によって急激に発生した
   腰痛は、積極的な治療などしなくても安静にしていれ
   治るものではないかと私は思っています。
   (ただ、それを繰り返すと「慢性化」していくと思いますが)

2 ヘルニアや脊柱管狭窄症と診断され、「足」に痛みやしびれなどの
  が出ていてそれがつらい方。

  *足に症状が出ているということは、脊椎のどこかで、脊髄を圧迫する
   何らかの器質的変化があるということだと思います。
   これは、原因不明で長期間にわたる腰、臀部へのつらい痛みのある
 「慢性腰痛」とは一線を画すものではないかと思っています。
3 感じ方は本当に人それぞれだとは思いますが、
  職場などで腰痛の話になった際に、「私も結構腰痛もちなんですよ」
  くらいの表現ですむ、全然地獄には程遠い腰痛の方。

高齢の方。
  *私自身が52才という中年の世代であり、高齢の方の腰痛に
   この方法が効果あるのか全く不明です。

5 「もし本当に治すことができるなら1万円の情報料なんてただ同然だ。」
  と思ってもらえない方。

逆に、以下に記すような方にこそ、ぜひこの「2つの方法」を試して、
長くつらい「慢性腰痛」とお別れするきっかけにしてもらえれば
と思います。

1 長期間(最低1年以上)にわたり、とてもつらい腰痛と戦い続けている方

2 いろいろな整形外科や、整体などの治療院をわたり歩き、
  どこでも思ったように改善しない方。

3 私のように「自称理論派」を自認し(笑)、さまざまなネット情報や本、
  メディアで取り上げられる腰痛治療法を自分なりに分析トライ
  し続けているが、結果が出ない方。

4 「もし本当に治すことができるなら1万円の情報料なんてただ同然だ。」
  または、たとえその方法を試して成果が上がらなくても
  「これで治った人がいたらしいが、自分には合わなかった。
   また他を試そう。」と、前向きに思っていただける方。

男性52才(2020年11月現在)自営業

ここで私の自己紹介をしたいと思います。

昭和43年(1968年)生まれの現在52才の男性で既婚、
男子3人の子持ちです。

仕事はごく小さい零細会社をやっております。

身長170㎝ 昔は172㎝ありましたが腰痛のため縮んだのでしょうか。
体重66㎏ 10代のころからほぼ変わりません。

比較的筋肉質で、運動能力も普通以上だと思います。

腰に負担のかかる仕事

もちろん、医者でも治療家でもありません。

腰痛を悪化させてしまった大きな理由として
やはり仕事の影響はとても大きいと思います。

会社をやっている「社長」ですが
社長という表現は名ばかりで、仕事の半分は
工場の中で作業着で、鉄工屋さんのような体を使った仕事をしています。

その他の人員も従業員かアルバイトが1人、もしくは時に0人で、
いつもどんな作業も1人で無理をしてこなしてしまうくせ
ついてしまいました。

その「工場仕事」の内容ですが、約半分は、重い鉄板をクレーンを使って
組付けて、それを溶接する仕事です。

あと約半分が、製品を作る工程で、1個25kgの袋に入ったコンクリートを
ミキサーを使って水で練りあげて、土木工事のような「スコップ作業」で
1回に数100kg施工するという仕事です。

そのほか、日常の半分を占める工場仕事以外の仕事内容は、
いわゆる「営業仕事」がその半分、
トラックに乗って各ユーザーさんのところにうかがって
メンテナンスをしてくるというのが半分、という感じです。

ユーザーさんは日本全国各地ですので、トラックで数100km移動することも
それほど珍しくありません。

また、納品や営業で年に10回以上は飛行機や新幹線に乗ります。

とにかく工場仕事でもそれ以外の長時間移動でも、
常に腰への負担は相当なものになっていたと思います。

そんな腰に負担のかかる仕事を25年以上やってきました。
ですから「腰に負担のかかる生活」という意味では、
かなり特殊な事情をかかえて人性を過ごしてきたかもしれません。

「地獄のような慢性腰痛との闘い」の真の意味

私が「地獄のような慢性腰痛との闘い」と再三言っている大きな意味は
「痛み」そのものがつらいのではないのです。

「明日はあのきつい仕事だ」「2週後にはついにあの納品だ」という
自分以外に誰も変わりのきかない仕事が、常にプレッシャーとして
日々押し寄せ続けてきます。

そんな中、時に最悪の腰痛のコンディションをなんとかととのえて
綱渡りのようにやり過ごしていく生活が、
精神的につらい「地獄のよう」だったのです。

「痛み」そのものは、その日歯を食いしばってやり抜いてしまえば
何とかなるかもしれません。
(何ともならない。つまり動きたくても動けない痛み。
というのが腰痛の特徴でもあるとは思いますが。)

しかしそれでまた腰痛を悪化させて寝込むことになってしまったら
その後の仕事がすべてとどこおってしまう。
ついては家族で路頭に迷いかねない。という恐怖との闘い。

この毎日の「きつい焦燥感」との闘い。

これがまさに「慢性腰痛地獄」の本質だと思います。

性格

次に性格の話をしようと思います。
いわゆる理屈っぽい「自称理論派」ですが、
みんながAといえば自分は意地でもBと言いたくなるような
あまのじゃくで偏屈な人間です。

テレビのニュースやワイドショーを見ていても、
常に裏読みばかりしていて、
発信側の意図や、制作側の裏事情などを推測せずにはいられません。
良く言えば常にバランス良く情報を俯瞰して見て、
真実を知りたいと思う性格です。

悪く言えばただのうざくて面倒くさい理屈やです。
言ってみれば、小心者がゆえにもうちょっと外面(そとづら)は良いが、
考え方はミニホリエモンのような人間です。

ですから、自分が落ちいった「慢性腰痛地獄」をなんとか抜け出そうと、
あらゆるネットやテレビ、書籍の情報を仕入れて
分析トライ、試行錯誤を繰り返しました。

また、比較的まじめな性格ですから、近年定説となった感のある
「ストレスを受けて腰痛を慢性化させてしまう」
ということも多分にあったかもしれません。


腰痛歴

ここからは私の30年にも及ぶ腰痛歴を、その時々にトライした「治療」や
「エクササイズ(運動)」をまじえながら記したいと思います

最後の最後51才で「2つの方法」で「ほぼ完治」した私は
当然のことながら、その途中途中で行ってきた「治療」や「エクササイズ」では腰痛は快方に向かうことはできませんでした。

ですからここに記す闘病記は全て、私の慢性腰痛を
「治すことができなかった治療やエクササイズ」ということになります。

このブログを読んでいただいている方は、皆さん自分の腰痛のことで
頭がいっぱいだと思います。

人の腰痛遍歴や失敗談、弱音愚痴、時に「腰痛闘病自慢」は
読みたくないかもしれません。

しかしここに記す方法「以外の方法」で私の慢性腰痛が「ほぼ完治」
した事実があります。

退屈かもしれませんが、読んでいただければ「消去法」
答えが見つかるかもしれません。もう少しお付き合いください。
(ただあまりに長い自己満足のグダグダの文章になってしまいますので、
 飛ばし読みでも結構です。)

腰痛の痛さ、つらさのレベル1~10

ちなみにその時々で私なりの独断で
腰痛の痛さ、つらさのレベルを0から10までの数字で表しています。

レベル0 まったく痛みなし。
レベル1 軽い筋肉痛程度。
レベル2 ちょっと痛い。でも全く普通に動ける。
レベル3 もうちょっと痛い。
レベル4 もう少し痛い。でもギリギリ普通に肉体労働もできる。
     44才で慢性腰痛がつらくなってからは「レベル4」以下の日は
     皆無でした。
レベル5 「今日は比較的調子いいかも。」まあまあ動ける。
レベル6 なんとか工場仕事可。しかしスコップ作業や
     少しでも腰に力を入れる作業はやれない。
レベル7 「今日は調子悪い」ギリギリ無理無理工場で作業可。
     かがんだり、およそ5㎏以上のものは持ちたくない。
レベル8 ゆっくり歩くことしかできない。工場作業は無理。
     基本事務仕事しかせず。
レベル9 やっとの思いでごくゆっくり歩ける。基本家で寝ている。
レベル10 ほぼ歩けない。


軽い腰痛 20代、30代

20歳前後より軽い腰痛がありました。
スキーやミニバイクのレースが趣味だったことで、やはり腰に負担が
かかっていたのかもしれません。 レベル1~2

25歳ごろ、真冬の気温0℃程度の中の仕事で、
キンキンに冷えた鉄板に囲まれたドームの中で、しゃがんで1時間ほど
作業をしていたら、数分で激痛がみるみる押し寄せてくる「ぎっくり腰」
初めてなりました。

その夜は後にも先にも「人生で最も腰が痛かった夜」で、
寝ることも困難ほどじっとしていながら激痛に耐える夜でした。
レベル10

次の日整形外科にてMRIを撮ってもらったところ
「腰の左側にヘルニアがある」といわれました。

確かに腰の激痛とともに左のすねの外側あたりから
小指にかけて軽いしびれのような、感覚が鈍いような症状がありました。

治療は消炎鎮痛剤の服用と安静で、数日で仕事に復帰できました。
しかしそれ以来52才の現在に至るまで、左足の小指にかけての感覚の鈍さ
常にあり続けています。

しかし不思議なことに「腰痛」はずっと一貫して
もっぱら「右側」であり、その左足の感覚の鈍さもまったく苦痛はなく、
ずっと忘れていられる存在です。

ですから長年、「ヘルニアのせいで腰痛があるのだ」という
認識は私の中にはありません。

その激痛腰痛の後、すぐレベル1~2程度の日々に戻ったのですが、
「あんな腰痛にまたなるのは2度とごめんだ」と思うようになり
水泳を週2~3日ほど始めました。

腰に負担がかかりにくいといわれているクロールのみで
600~800m泳ぐ感じでした。

水泳のせいもあったのか、まだ若かったのか、痛みもレベル1~2程度で
落ち着いて「腰痛」があまり気にならない生活になっていきました。
水泳も飽きたのか1~2年ほどでやめてしまいました。

その後「慢性腰痛との激闘」が始まる44才までは、
数年に1度のぎっくり腰(レベル9程度)で2~3日は仕事を休むことは
あっても、基本的にはまたすぐ治って、
いつのまにかレベル1~4程度で
仕事をこなしていく日々が長く続きました。

しかし今思えば、日常の痛みレベルは、年を追うごとに少しずつ
上がっていったのは間違いなかったかもしれません。


慢性腰痛スタート 40代 2012年(44才)

ついに「慢性腰痛地獄」との死闘が開始されます。

12月の年末ごろの、地元で「夜中の気温がマイナス9℃まで下がった」と
ラジオで言っていた記憶がある、めちゃくちゃ寒い日でした。

あるユーザーさんの現場で、ボルトをレンチで回す仕事、
つまり大きいねじのようなものを、ぐっと腰に力を入れて
長い棒のような工具を使って締め上げるような動作をしていた時、
「あっ、また久しぶりにやった」
という感じで腰がみるみる痛くなりました。 レベル9

その時は年末の家族でのスキーもキャンセルして
正月もずっと家で寝ていました。

今まで数度経験したぎっくり腰なら、1~2日でみるみる痛みが引けていった
はずなのに、今回はなかなかしぶとく治らず、結局年末年始の1週間ほど
ゴロゴロ寝ていました。

そして何とか動けるようになっても、常にレベル5以上でこの後の7年間を
過ごしていくことになります。

具体的な症状としては、とにかく前かがみがつらく、膝に手をつかないと
腰を曲げること(床のものをひろうような動作)ができなくなりました。

当然ゆっくりでも走ったり、飛んだりは無理になりました。

ちょっと前までリレーの選手で出場していた地元の体育祭も、
綱引き要員ではどうかと声をかけられましたが、まったく無理とお断りし、
玉入れさえも、落ちている玉を無理して拾って投げ入れるのがやっと、
という有り(あり)様(さま)になってしまいました。

もちろん仕事も、日々腰の調子とのすりあわせに四苦八苦するように
なりました。

腰に負担のかかる仕事は全て、たった1人の従業員やアルバイトに任せたり、
そのアルバイトさえいない時は、妻や中学生の息子にやってもらったりと
本当に何もかも1人でやっていたことができなくなり、
焦燥感に頭を悩ます日々になってしまいました。

それでも最初の1年ほどは「あと2、3か月後には多分良くなるだろう」という根拠のない希望を、いつも思っていた記憶があります。

ですから特に何か積極的な「エクササイズ(運動)」をするわけでもなく、
整形外科でもらった消炎鎮痛剤を飲んでいるだけで、
ダラダラと慢性腰痛を悪化させていきました。レベル5~8

つらく長い低空飛行 2013年~2017年春(45才~48才)

この3年間は低空飛行のまま長くつらい慢性腰痛の
王道のような日々を過ごしました。

2014年の2月に、雪が地面にのこるなか1日仕事をしていたら、午後には
足がびっしょり濡れてしまい、それで冷えたのが悪かったのか、
また夕方にはじんじんシクシクと右腰の痛みがみるみる激しくなって
きました。 レベル9

「またやってしまった」と絶望感に襲われて、次の日より1週間ほど
寝込むことになりました。

この経験と、今までほとんどのぎっくり腰(急性腰痛)が「真冬」に
おこっていることから、あらためて「冷えがよくない」と、今なら当たり前に思っている基本中の基本を再認識しました。

この時より冬は常に、靴下2枚と防寒中綿入りの作業靴、
分厚い「ももひき」(今は「タイツ」というのか?)と、
MA1のような中綿入りの防風の素材のズボン、その上に普通の作業ズボン
という、とんでもない重ね着で真冬を過ごすようになりました。

それ以降も、いつもレベル5~8の維持しながら、腰の調子と仕事の
腰への負担のつらさをなんとかすり合わせながら生活する日が続きました。

そしてこの頃からやっと「薬だけではなく何か積極的に治すことを
しなくては」と考え始めるようになりました。

とりあえず20代のころ「水泳」で良くなったという印象があったので
市内の室内プールに行きだしました。

しかし、どうしても日々の忙しさから
うまく続けられずにあまり効果が上がりませんでした。

それにかわって「毎日続けやすいものがよいのでは」と思い、
朝散歩(ウオーキング)をしてみることにしました。

私の腰痛はとにかくまず「朝起きたときにつらい、動けない」という
特徴がありました。

起きてから1時間半程度は歩く気になれず、早起きなのを良いことに、
毎朝椅子にすわってパソコンでネットを見ながら
調子が上がってくるのを待ちます。

その後やっと食事や着替えをして散歩に行くようにしてみました。

うちの周りは田舎ですので200mも行けば田んぼが広がっています。
その、ほぼ誰とも顔を合わせないですむ田んぼの農道を
散歩(ウオーキング)をするようにしました。

ただ、散歩とはいってもせいぜい1km程度をゆっくり歩いて、途中で
川の土手に上って軽いストレッチをしてみるようなものでした。

時間にして30分程度ですが、これは「2つの方法」に出会って、
劇的に腰痛がよくなるまで5年近く続けました。

とにかく朝の「仕事への入り」が楽になったのを実感できました。

雨で外の散歩をしたくないときは、まだ誰もいない工場の中を
行ったり来たりの歩きを繰り返しました。

さすがに仕事への出発が5時前とかの日はしませんでしたが、
基本毎日するようにしました。

それほどまでにこの朝の散歩(ウオーキング)は、私にとって仕事の前の
ウオーミングアップとしてとても有効に感じられました。

思い出されるのは、次の日の納品やメンテのためにトラックで1人で
数100km走って前日入りし、ホテルに泊まることがよくありました。

すると次の日の朝起きると、今日これからの仕事へのプレッシャーなのか、長距離運転のせいかはわかりませんが、前日はそれほど悪くなかった腰が、
なぜか本当にやっとヨチヨチ歩ける程度のつらさになっていることが
何度もありました。 レベル9

そんなときの「焦燥感と絶望感」は経験した人でないとわからない
と思います。

「こんな遠くまで今日の大事な仕事のためにやってきたのに・・・」

とりあえず消炎鎮痛剤を飲んで、まだ暗い街に散歩に出かけました。

最初は本当にヨチヨチ歩きだったつらさが、1時間~1時間半ほどゆっくり
歩き続けると不思議と調子が上がっていきます。

最後は起床時のつらさが信じられないくらい
動けるようになり(レベル7)何とかスレスレ仕事をこなして
やり過ごしてきました。

とにかく「朝起きた時の調子悪さ」ゆっくり散歩することにより
体の血行を少しずつ良くして、1日の仕事をなんとかこなせるよう
調子をあげる。

このことに関しては今現在も本当に有効だと思っています。
しかしながらいかんせん、何年毎日続けようが「慢性腰痛」を治すことは
できませんでした。

今思えば結局は「ウオーミングアップ」として、ひいては
またつらい急性腰痛(ぎっくり腰)を引き起こさない「予防」
有効なだけだったのかもしれません。


トライした治療や、エクササイズの数々

ここからは、「思い入れが強すぎる闘病記」があまりにも長くなって
しまいそうなので、
その後に、その時々でトライした「治療」や「エクササイズ(運動)」
一つ一つできるだけ簡潔にあげていきたいと思います。


様々な治療法

まずは医者や治療院などで受けた「治療」などの、
自分でやるエクササイズ(運動)以外をまとめてみました。

〇トラムセット
 2016年(48才)ごろから整形外科で出してもらっていました。
 この薬と消炎鎮痛剤(ジクロフェナク)を、調子に合わせて自分なりに
 飲む回数を調整して使いました。
 ネット等では副作用の深刻な書き込みも見受けられますが、
 私には一切の副作用がなく、飲んで1~2時間後につらさが和らいで、
 約半日持つ、という感じでした。
 ですからつらい時の「頼みの綱」という感じでした。
 しかし慢性腰痛闘病の最後のころには、以前ほど効果を
 感じなくなりました。

〇湿布
 最初の数年間はよく使用していました。
 効果は「まあまあ」という感じでしょうか。
 しかし、最後のころはなぜか貼ると「ジンジンヒリヒリ」と
 痛みが強くなるような感じになってしまい、完全に使うのをやめました。

〇コルセット
 これも賛否両論が渦巻く決定番だと思います。
 私自身はつらい時は整形外科で出してもらったものを
 よく使っていました。つけることで明らかに動くことが
 楽になるとは思います。
 しかしやはり「筋力の低下」を加速するのは間違いないと思いますし、
 しなくてすむ日はなるべくしないようにはしました。

 でも「つらい日には間違いなくつらさを和らげてくれる。」ので
 麻薬のように難しいシロモノです。

〇骨盤のゴムのバンド
 腹部に巻くコルセットが筋力の低下を招くというのなら、
 骨盤から臀部あたりをしめるバンドならどうか、と
 使っていた時期がありました。

 骨盤をしっかり矯正する効果もあるのでは、と使ってみました。
 効果は「良いか悪いかよくわかりません。」

〇ホッカイロ
 「腰痛にとって冬の時期は冷えが大敵」というのなら、逆に痛いところを
  直接温めれば良くなるのでは、とよく使っていました。
 確かに痛みが和らぎ楽になるのは実感しました。
 しかし密着させすぎて熱すぎたのか、皮膚の感覚がおかしくなって
 しまったのか、あるころから湿布と同じように、
 使うと痛みが増すようなってしまい、あまり使わなくなりました。
 「過ぎたるは及ばざるがごとし」という言葉が
 後述するいろいろなエクササイズ(運動)にも、
 本当に当てはまると思います。
 慢性腰痛の治療は「程度」が難しい、と実感させられます。

〇点滴
 かなりつらい時に整形外科で点滴をすすめられました。
 消炎鎮痛とステロイドが少量入った液を10分ほど点滴にて
 注入するような治療でした。

慢性腰痛初期のころは結構効果がありました。
 かなりつらい日(レベル8)なのに明日から重要な出張、
 などというときによくやってもらいました。

 やってもらうと数時間後から効果が出て2~3日は結構楽に
 過ごせていました。本当にびっくりするほど効果が出る時もありました。
 しかしこれも、週1ほどやってもらっていた時期もあり
 (2016年ごろ、48才)、
 最後には、やってもらった次の日の昼頃には目に見えて効果が
 薄れるようになってしまいました。

 しかも、次に記すトリガーポイントブロックで有名な先生に
 そのことを話すと
「ステロイドが入った点滴をそんなに頻繁にやるなんてどこの医者だ」
 と罵倒されました。

 頻繁にやるのは結構やばいのかも、と思うようになり、

 元の先生にそのことをオブラートに隠して相談してみました。
 すると「注射にしてみますか」と言われ、以降はほとんどやって
 もらわなくなりました。
〇トリガーポイント注射
 点滴をやらなくなってからは整形外科の治療としては、もっぱら
 「痛いところへ消炎鎮痛及び、(時に)ステロイドも入れて
  注射を打ってもらう」いわゆる「トリガーポイント注射」
 に変えました。

 つらい時や重要な仕事の前にやってもらい、点滴の初期のころほどでは
 ないにせよ、「結構楽になる」のを実感しました。

 先生に「毎日打てないでしょうか」と何度聞いたかわかりません。
 そのたびに保険の関係以上には打てないことと、やはりステロイドの
 場合の体への悪影響を言われ、ギリギリ週2~3回ということで
 よく通いました。
 (ステロイドが入らなければ少し多く打てるらしいですが)

 余談ですが、このころよくトリガーポイント注射で有名な石川県の先生の
 記事をネット等で読んでいました。

 その先生のところでは、日本全国から集まった入院患者さんや、
 近くに宿をとって毎日通う患者さんに毎日注射をしているとのことで
 (先生に直接確認したわけではない不確かなことですが)

 私もできれば治療を受けてみたいと思っていましたが、
 遠すぎて実質無理でした。

 それで私の隣の県にもトリガーポイント注射で結構有名な先生がおられる
 ことを調べて、車で1時間半かけて行ってみました。

 長く苦痛と戦っている患者さんにはよくあることだと思いますが、
 自分のつらさと思いのたけを先生に良く聞いてもらいたい
 という気持ちが強いと思います。

 私の場合は、A4の紙2枚に自分の腰痛のことをまとめていき、
 受付で看護婦さんに先生に読んでいただくよう渡しました。
 結果的には、先生はそのレポートは一瞥(いちべつ)をくれた程度で、
 1分ほどの診察の後注射を打ってくれました。
 その際に言われたことが前述の
 「ステロイドが入った点滴なんてどこの医者だ」と、
 私のコルセットを見て「そんなもの一切するな」、
 消炎鎮痛剤やトラムセットには「一切飲むな」という
 なかなか強烈なお言葉でした。

 あげくには「治るまで毎日通ってください」でシメとなりました。

 少々短気なところもある私ですが、ぐっと我慢して1日空けてもう1回
 行ってみましたが、やってもらった直後からその後数日の間まで含めて
 全く腰に変化が見られなかったことから行くのをやめました。

 この先生の所に行って収穫だったのは、
 近所の行きつけの「〇〇先生は優しいなー」ということだけでした。
 そして「毎日打っていい注射ってどういうことなのか」という謎が
 深まっただけでした。

〇仙腸関節へのトリガーポイント注射
 私の腰痛は完全に右側のみであり、第5腰椎のすぐわきあたりと、
仙腸関節のあたり、と限定されていました。

 テレビで、仙台の方の有名な先生が「仙腸関節が原因の腰痛がすごく多い」
 というようなことを言っていて、しかも関節に直接注射をしている
 シーンを見ました。

 これもすごく興味がわいて、ぜひ行ってみたいと思い調べてみましたが、
 やはり仙台はなかなかタイミングがとれなく行けませんでした。
 行きつけの先生に話してみたら、
「仙腸関節にもトリガーポイント注射打てますよ」とあっさり
 言われました。

 それからはいつも仙腸関節と第5腰椎のすぐわきあたりに
 1本ずつ打ってもらうようにしました。

 先生のスキルの差もあったのかどうかわかりませんが、
 仙台の先生は「1回の注射で劇的によくなる方もいる」と
 言っておられましたが、
 私の場合は「まあまあかな」という感じで、
 もちろんそれによって完治したり、劇的に楽になったりということは
 ありませんでした。

〇トムソンベッド
 腰痛に悩む方が皆さん陥る迷宮の一つが「整体」だと思います。
 私自身は20代のころに少しだけ通った治療院がありましたが、
 「なんだかわからない」という印象しかなく、
 さしたる根拠はありませんが「整体」のたぐいは「治るはずがない」と
 決めつけているようなところがありました。

 しかし腰痛が慢性化してきた初期のころ、知人にすすめられて近所の
 治療院に行ってみました。

 30代の先生が「トムソンベット」という特殊なベッドを使った治療を
 やってくれました。

 その治療法は、ベッドが部分部分でガクンガクンと
 落ちるような感じで、それにより脊椎や骨盤を矯正するようなものでした。

 私が「結構ハードに関節(背骨や骨盤)がいじられてる
 感じがしますが、痛くなってしまう人はいませんかね。」
 と聞いてみました。

 すると先生は「その関節にとって正しく曲がってほしい方向に
 力を加えていますから、痛くなった人は今までに1人もいません。」
 と自信満々に断言していました。

 その言葉を聞いたとき何か違和感を感じたのですが
 帰り際、つらかった前かがみの姿勢が結構楽になり
 「これは効くかも。救世主かも。」と
 ずいぶんいい心持ちで帰りました。
 しかし帰宅後、いい感じだった腰がなぜかどんどん痛みがぶり返してきて、
 治療前よりつらくなってしまい、その後1週間以上レベル9で仕事を休む
 ことになりました。

 あの自信満々の「1人もいません」は、そりゃあ痛くなってしまった人は
 もう2度と行かないから、先生の耳に入る人は1人もいないよなー
 と納得して、もう2度と、強い力を加える「整体」のようなものには
 行くまいと心に決めました。

 強い力を加えない整体も当然あると思いますし、
 整体を全否定しているわけではありません。
 しかし、何事も良い面、悪い面、効く人、効かない人、
 いろいろ多面的に構成されているのに、
 「整体」の先生には「断言」する人が多い気がします。
 (ステレオタイプに「気がする」だけですが)

 偏見、好き嫌いだとは思いますが、以降私はどうも
「整体」に行ってみようという気がありません。

 ここで気が付く方は「おまえ『2つの方法』をこれから『断言』
 しようとしてるのじゃないのか」と思われるかもしれませんが、違います。

 この「2つの方法」で治ります、とは言いません。
「私は」この「2つの方法で治りました」というだけです。
 あくまでも「私が治った方法」ですので誤解ないようにお願いします。

〇鍼
 2度ほど行ってみたことがありましたが私にはピンときませんでした。

〇灸
 治療院に行ってやってもらったのではなく、仕事前やつらい時に、
 ネットで買った「棒灸」というものを自分でやっていました。

 葉巻みたいなお灸に火をつけ、痛い個所や重だるい箇所(いわゆるツボの
 ようなところ)に近づけて、熱くなるのを少し我慢して刺激を与える、
 という治療法です。

 痛みを軽いやけどのような感じで知覚をごまかしているだけ
 なのかもしれませんが、つらい時には少し楽になるのは間違いなく
 よくやっていました。

 ただ、においが結構きつく、家の中では家族からブーイングされるので、
 まだ朝誰もいない工場の片隅で、
 真冬などは寒さに震えながら腰をめくって自分でやっていました。

〇皮内鍼
 子供のころ相撲取りがよく貼っていたイメージの、
 貼り付ける小さい鍼もよく試していました。
 効果は「やらないよりいいのかな?」くらいですが。

〇トウルースリーパー
 布団を変えてみればどうだろうと思い、いちばん有名な
 トウルースリーパーを買って試してみました。
 私には柔らかい感じ過ぎて、何より夏暑くて半年足らずで辞めました。

〇干渉波治療器
 整形外科に通いだしたころ、ベットに横になりいわゆる電気治療として
 やってもらっていたものが効くような気がしました。
 「もしこれを毎日好きなタイミングで何度でもやれたら完治するのでは」
 と思いつき、整形外科でやってもらったものと同メーカー同型のものを
 ネットのオークションで10万円で買いました。

 ちなみに医者が新品で買うときは200~300万円と聞きましたが・・・

 これを医療従事者ではないものが売ったり買ったりするのは法的に
 まずいらしいのですが、その時は知らずに(運よく?)買えてしまい
 毎日寝る前などに気持ちがよいし、何年にもわたって使っていました。
 整形外科でやってもらった後は結構効果あると思ったのですが、
 いざ自宅で好きなだけやってみると、はっきり言って
 「気持ちは良いが効かない」ようです。

 整形外科で効いた気がしたのは、いわゆるプラシーボ効果で、
 逆に言えば「病は気から」というのは本当にあるのだろうなと、
 実感させられることでした。

〇低周波治療器
 干渉波治療器とは別に、数千円のオムロンの低周波治療器も、
 数年にわたりよく使っていました。
 朝の、じっとパソコンを見ながら調子を上げるときはもとより、
 出張に行くトラックや、飛行機の中などでも使っていました。

 もちろん気休めの範囲ですが、気持ちは良いし、血行を良くする
 ウオーミングアップには良いと思います。

〇テニスボール
 テレビで、結構有名らしい治療家の先生が、あおむけに寝ながら仙腸関節
 のあたりにテニスボールを2個おいて、じっとリラックスすると
 背骨、骨盤がよい具合に矯正されて治療になる、というようなことを
 やっていました。
 昼休みとかに試してみると、午前中の疲れがたまって腰が重々しく
 なってきたのを、うまくリセットできるような気がして
 1年ほど頻繁にやっていました。

 しかし、車や飛行機の長時間移動の際にも、座りながら同じように
 長時間仙腸関節付近にあてていたら、そのあと急激に痛くなってしまう
 ことが何度か出てきました。

 長時間やりすぎて、骨盤が逆に悪い矯正を受けてしまって
 痛みが増したのだろうと後から気づきました。

 本当に、やりすぎや、自己流をトライしてしまうのが私の悪い癖で、
 反省しましたし、以降怖くなってやらなくなってしまいました。

〇認知行動療法
 慢性腰痛を治すための流行り(はやり)の考え方だと思いますが、
 なかなか言葉の意味が難しく、私は半分も理解できていないと思います。

 この考えをもとにした腰痛本も数多く出版され何冊かは読んでみました。
 そのたびに「そうかもなー」と半分は納得するのですが、
 半分は何か煙に巻かれたような気になってモヤモヤが残ります。

 とりあえず、なるべくストレスをためずに、腰痛や日々の事柄を楽観して
 前向きに積極的に心も体も動かして生活していこう。ということなのでは、
 ととらえています。

 しかし言葉でいうほど簡単ではなく、元々性格的に「無理をしてでも
 仕事をやり遂げてやる」という少々マッチョな精神構造です。

 ちょっと痛いだけで
 「動けない。もう今日は休む。いや仕事ももう続けられない。」
 などとは思いませんし、自分の体にすごく神経質で
 悲観的なほうでもないと思っています。(思ってるだけなのか?)

 ですからどんな「心持ち」で生活していけば、自分の慢性腰痛が
 良いほうに向かうのかつかみきれませんでした。

エクササイズ(運動)

次に、主にストレッチや、筋トレを目的に、

自分から体を動かして腰痛を改善しようと試してみた

数々の「エクササイズ(運動)」をあげてみたいと思います。

〇水泳
 前述もしましたが、20代のころ初めてぎっくり腰を経験した後に
 1~2年続けて好印象だった水泳(クロール)は、
 腰痛が慢性化してからも、ことあるごとに自分の中にブームが来て、
 度々、やってはいかなくなり、またやってはいかなくなりを
 繰り返した運動の代表です。

水泳自体はたぶん「慢性腰痛の治療」には効果的なエクササイズの
 一つとして間違いないと思います。

 私が治った「2つの方法」など試さなくても、水泳を「効果的に続けて」
 やってみることで治る人もたくさんいるのでは、と思うくらい
良い印象はあります。
 水泳をしてきた後は下半身の筋肉が程よく疲労、緊張して
 いってみれば「腰がしっかりして」
 「うまく続ければかなり効果的だろうな」といつも思わされられます。

 私の好きな作家の高野秀行氏の「腰痛探検家」でも、最後は水泳に
 没頭することで、腰痛を克服したという結末になっています。
 読んでいない方は是非お勧めします。 

 ではなぜ私は治せなかったのか。
 自分なりに分析すると
・車で片道20分のところにしかプールがなく毎日のように
(できれば週4~5日以上)続けて通えなかった。

・効果的なのはわかっていても、すごく調子が悪い時などは、
 とてもわざわざ出かけていって運動(泳ぐ)する気になどなれず
 ついさぼりがちになり、そのうち足が遠のいてしまう。
・私が行くプールは、寒い時期は室温も水温も私にはちょっと低く
 感じて、水泳により体が温まるまでふるえながら泳ぐような感じで、
 一言「腰によくない」。
 (アンケート用紙に丁寧に希望を書いてみたのですが変化なしでした)
・日々の腰の調子と、それに対してどれくらいどのように泳げば
 治療効果が上がっていくのか判断が難しくて、
 つまり「やりすぎて痛くなってしまう」。
 すると、もう通えなくなってしまう。
どれもこれも泣き言言い訳ばかりで「本当に治したいと思っていて、
しかもそんなに効果的と分かっているなら何とか続けろよ」
と思われる方もたくさんいらっしゃると思います。

しかし反論させてもらえるなら、この「効果的なはずの水泳」を
うまく続けられないことは、
みなさんが「慢性腰痛を治すための効果的なはずの様々なエクササイズ」が、
ことごとくうまくいかない、続かない、治せない、理由に
直結していると思います。
*このエクササイズの項の最後に少し詳しく書きたいと思います。

数々のエクササイズ(運動)

いいかげん一つずつ詳しく書いてもあまり意味のないことだと
思いますので、今度こそごく簡単にあげてみたいと思います。

これらのエクササイズは、その時々で自分の中でブームが来て、
わりと長期間続けてやったり、一度やめてもまたことあるごとに
始めたりした、エクササイズの数々です。

おそらくどれも「効果的に続ける」ことができれば、そこそこ効果が
あがるのかもしれませんが、私の場合は慢性腰痛を劇的に改善させるには
いたりませんでした。
〇NHK「がってん」 ・4つの最強ストレッチ 
            「やりすぎて」痛くなってしまう典型でした。
           ・これだけ体操
            私には効果が感じられませんでした。
・足パカパカ体操
            今でも片足ずつもやったりしていて、
かなり相性が良い運動です。
            朝や、痛みがつらい時などにも椅子に座っている時
            1時間以上続けていると
ぐっと調子が上がってきます。

〇貧乏ゆすり  今でも朝のパソコンを見ながらのウオーミングアップの
        時は、足パカパカと一緒にずっとやっています。
かなり良いと思います。

〇スクワット 「効果的に続けられれば」最強のエクササイズかも
        しれませんが、必ずやりすぎて痛くなったり、
        逆に調子が悪くて、とても痛くてやる気にならなかったり
        と、その時々で自分のブームが去ります。

〇カエル体操  やりすぎて痛くなります。

〇ドローイン  すごくいいとは思いますが、すぐ飽きて続けられません。

〇腹式呼吸   2~3年間、散歩している間中やっていました。
        良いとは思います。でも治りませんでした。

〇マッケンジー体操   必ずやりすぎて痛くなります。 

〇バランスボール    効果が分かりづらいです。

〇その他 数ある動画で紹介されている筋トレ、ストレッチ
     腸腰筋をストレッチ、強化
     片膝をかかえて腹筋
     寝て腰を浮かす
     階段上り
     しこを踏む
     等々

どれもこれも「効果的に続けられれば」良いエクササイズかも
しれませんが、必ずやりすぎて痛くなって自分のブームが去ります。
あと何より多分、多少良くなるかもしれませんが、

「治りません。」

どんな効果的なエクササイズ(運動)も

「効果的に続けて」行くことがとても難しいのだと思います。

私がまず、「効果的」にやると言っている意味はこういうことです。

どのエクササイズでも、どれくらい(頻度や回数、運動の強度)やれば
「効果的」に腰痛を治していけるのかとても分かりづらい。

よくテレビなどでも「この運動を1セットとして3セット、それを1日3回」
などという言い方をされますが、いつも次のように思ってしまいます。

人によって筋力や、つらさの程度、年齢、生活や仕事のスタイルなど
全てまちまちなのに一律で「これくらいやると効果的です」。
などと言われても全く説得力に欠けます。

しかも最後には取ってつけたように
「決して無理しないように」
「痛くなる手前でやめましょう」
「専門の先生に意見を聞いてやりましょう」等々。

つまりどれもこれも「どれくらいやれば本当に効果的」なのか
分からない。

「ほとんど効果がないか、やりすぎて痛くなってしまう」のどちらか

この調整が非常に難しい。というかほぼ誰にも本人にも分からない。
おそらくそれを指導している先生にも、真の個人個人の適量なんて
分らないでしょう。

ですから結局みなさん効果を感じられず1日坊主で終わるか、
「ちょっといいなこれ」と思って続けられても、数日後にやりすぎて
痛くなってしまいやめてしまうかの繰り返し。

これが星の数ほどある慢性腰痛に効果的なはずのエクササイズが、
「効果的に続けられなくて」治すことができない本質だと思います。


かなり楽になった1年 2017年夏(50才)

この1年は「硬膜外ブロック注射」と出会うことで、
すごく楽になってきて「このまま治るかも」とかなりの期待を持った
1年間となります。

〇硬膜外ブロック
 それまで私の腰痛は「足に症状がない」ことから、硬膜外ブロック注射は
 勝手な先入観でトライしてきませんでした。
 しかしやはり先入観とは良くないもので、2017年9月ごろから月2回ほどの
 ペースで、市内の総合病院の麻酔科(ペインクリニック)で打ってもらう
 ようになると、半年ほどの間にかなり楽になってきました。
 その先生は私の話もよく聞いてくれたうえで丁寧に説明してくれて、
 毎回注射の後90分ほど、足の感覚が戻るまでベッドで寝ている、
 という感じで続けました。

 よく経験者の話を聞くと、打ってもらうとその後結構な長い間(数日以
 上?)は足の痛み、しびれが楽になり、それを続けるとだんだん治っていく
 というような話を聞きます。

 しかし私の場合始めてからの数回は、打ってもらった日の夜は、
 麻酔が切れてくるにしたがって、腰にだんだんと何とも言えないような
 ダルさ、痛さ、いやな感じがきつく出ました。
 ただ、それをやり過ごすと、目に見えてというほどではないのですが
少しずつ楽になっていく印象がありました。
 そんな感じで2018年の3月ごろまで続けていくと
 ずいぶんつらい感じが抜けてきて「ついにやっと良くなってきた」という
 最高の気分を感じられるようになりました。

 先生と相談して、取りあえずブロック注射を終了させて、
 ここからの半年間は暖かい季節ということもあり、ずいぶん深刻さの
 抜けたかなり気分の良い半年を過ごしました。 レベル5

 以前は友人たちと年1回行っていた登山(北アルプス)も久しぶりに
 復活させて、夏に富士山登頂も果たしてきました。
 (行ってこられるかどうか相当不安ではありましたが)
 ですからこの時点では「慢性腰痛には硬膜外ブロック注射最高!」
 「なんでもっと早くやらなかったんだ!」という気持ちでした。
 しかし、このあと私の「慢性腰痛人生史上最悪の地獄の半年間」
 訪れることになります。


最悪の1年弱 2018年冬~2019年夏(51才~52才)

「2つの方法」に出会う直前のこの最後の1年弱は、
ずいぶん楽になった前年からの、なぜか今でも原因不明の「逆戻り」で、
しかも毎日レベル8という最悪の症状に苦しんだ1年弱になります。

久しぶりに登山も果たし「このまま治るだろうなあ」と漠然と
平穏な日々(レベル5)を送っていた2018年の12月ごろから
なぜか痛みが少しずつぶり返してきました。

最初は「寒くなってきたからかな」と心配していなかったのですが、
年が明けたころから(2019年1月)どんどん調子が崩れていき、

あっという間に元通りのレベル6~8をウロウロするようになりました。

2月ごろには今までは経験したことがなかった
「じっと立っていられない」という症状が出てきて、
コンビニや、スーパーでのレジ待ちの列に
並んで立っているのもつらくなってしまいました。

不思議なことに歩き回って仕事をしているときは
何とか大丈夫なのですが、マグロかサメかは分かりませんが、
ほんの10秒程度でも立ち止まって話をする、
などということがつらくなってしまいました。

立ち話をしなければいけないようなときは、お客さんに丁重にあやまって、
地面に片膝をついて話をさせてもらう、というとんでもない無様(ぶざま)な
状態となってしまいました。

その当時は、前年のかなり調子が良くなってきた状態から一転、
なぜ急激に悪化の一途をたどったのか原因がはっきりと
分かりませんでした。

しかし後の今になって、確証はないですがただ一つ
考えられることがありました。
それはその年の6月末に予定している、うちの会社としては少々大きめな
製品の納入を控えているということでした。

その話は1年以上前から打ち合わせが始まっていて、今年の6月の
決められたピンポイントの日程で、少し大きめな工事を伴って
製品を搬入するというものでした。

つまり仕事のプレッシャーが長期間かけてどんどんと高まっていく
という、「慢性腰痛」の大きな原因の一つと現在考えられている
「ストレス」が日に日に増していっている状況だったのです。
そんな、レベル7~8で立っていられない状況を2か月ほど過ごすと、
不思議なことに4月ごろから

「じっとは立っていられるようになったが、
逆に、『歩く』のにとにかく腰が痛い」

という全く正反対の症状に悩まされるようになりました。

1歩でも歩こうとすると右腰がつっぱってかなり痛くて
相当我慢しても10~20mしか歩けなくなってしまいました。
これには精神的に相当参りました。

何度も言うように腰痛の痛みなんて言うのは、
「動かなくてはいけない」という状況でなければなんてことありません。 

つらいのは「この痛みがあってあの仕事ができるのだろうか」
というきつい不安や、焦燥感です。

6月末の仕事に向けて工場の中でたくさんの作業や準備をしなくては
いけないのに日に日に痛みは増していき、
プレシャーやストレスが本当につらくのしかかってきます。
レベル7~8

あまりに「歩く」ことが一番つらいので、考えた末、ホームセンターで
安い折り畳みの小さな自転車を買ってきて工場の中でもできる限り
自転車で移動するようにしました。
(自転車をこぐ動作は全く問題ありませんでした)

あまりに滑稽(こっけい)だし信じられないかもしれませんが、
本当に4~5mの移動でもスペースさえあれば自転車で移動して
何とか仕事をするようになってしまいました。

そして妻にもできる限り工場に入ってもらって
私のそばにいてもらい「あれ取ってきて」など
私の代わりにやれることは何でもやってもらいました。
(小さな零細工場だからできる本当に滑稽な様子でした)

このころには「やはり硬膜外ブロック注射しかない。」と思い、
4月の終わりごろからまた以前の病院で同じ先生に
打ってもらうようにしました。

先生も親身になって話を聞いてくれて、強めの麻酔の量とステロイドで、
しかもあまり期間を空けずに集中的にやってもらいました。

しかし結論だけ言えば、今回はなぜか効果が全くあがらず、
逆に6月末に向けて少しずつ調子は悪くなっていきました。
 レベル8

あと納品まで数日になったころには、精神的不安、焦燥感は極限に達し
以前読んだ本やネットにも書いてあった
デパス(抗不安薬)しかないのではと思い込み、
隣町の精神科の個人病院に行き、お願いして出してもらいました。

デパスは飲んで3~4時間ほどは結構効果的に効いてくれて、
今までのジクロフェナクとトラムセットと合わせて、
薬漬けですが、なんとか大きな搬入納品工事を
無事やり過ごすことができました。

この当時のことを思いだすと
「本当につらかった。本当によくやり過ごした。」と自画自賛します。

妻も、納品が近づくにつれて夕方の食卓で言葉少なに涙目で
うつろにしているわたしを見て、本当に心配したと
今では笑い話にしてくれます。

これが私の「慢性腰痛闘病記」の最大の山場、試練であり
このあと1~2か月はつらい状況は変わらなかったのですが、
ついに「2つの方法」と出会うことにより、
少しずつではありながら「劇的」に良くなっていくことになります。


2019年夏~2020年夏(現在)(51才~52才)

「慢性腰痛闘病記」の大きな山場を越えた直後ごろに
ついに「2つの方法」に出会いました。
この「2つの方法」は偶然ですが、ほぼ同時期2019年7月ごろに
出会いました。

この2つの方法に出会ったあとの痛み、つらさはこんな感じです。

開始~1か月 ほぼ効果不明 レベル8
1か月後~  なんか少ーし楽になってきた気がする レベル7
3か月後~  明らかに「ずいぶん楽になった」 レベル5~6
半年後~   かなり良い        レベル4 
1年後(現在)慢性腰痛地獄に入る前の7年前に完全に戻った 
       自分の中では「ほぼ完治」 レベル2~3

つまり開始から1か月後から少しずつ効果が現れて、
3か月後には目に見えてずいぶん楽になり、半年後にはもうつらい日は
完全になくなり、1年後の現在では「完治した」と思って生活できています。

現在何よりもうれしいのは「全く不安なく仕事ができている」ことです。

以前は
「今度あそこに出張があるが大丈夫だろうか?」
「今度のあの仕事はハードだけれど大丈夫だろうか?」
等々、常に腰の状態を不安に思い、その時調子悪ければ絶望的な
焦燥感にかられ、頭の中にはいつも腰のことが大きく占領していました。

今では、仕事のプレッシャーはあっても「腰は大丈夫だろうか?」と
全く思わなくなり、精神的に本当に楽に過ごせています。

あの頃、冗談とも本気ともつかないように
「もしこの慢性腰痛が治るのだったら1億円でも出す。もちろんローンで。」
と家族、知人に言っていた夢のような状況が現在手に入っています!

私が長くつらい慢性腰痛から生還した

「2つの方法を1万円」でお教えします。

長々と書いてきましたがやっと本題に入りたいと思います。
いろいろな治療やエクササイズ(運動)をしても、どうしても快方に
向かわなかった7年間の慢性腰痛地獄

最後はやっと10~20mくらいしか歩けなくなってしまった最悪の状況から、
その方法に出会ったことで
「3ヶ月でずいぶん楽になり、1年でほぼ完治することができた」
その「2つの方法を1万円」でお教えします。

ヒント

最後は1万円を出さずに「2つの方法」を推理したい方に
ヒントを出したいと思います。
〇 何かにお金を出して購入してもらい、その売り上げやマージン等が
  私に入ってくるようなものでは一切ありません。
  つまり、みなさんから1万円をいただく以外、私には一切お金は
  入ってきません。

〇 私が考案したようなものではありませんし、
  ある特定の「信者」がいるような
奇をてらったようなものでもありません。
ネット等を見ていれば必ず目に付くと思います。

  言ってみればあまりにもオーソドックスでスタンダードな方法です。
「ただたまたまそこにたどり着いたかどうかだけ」
  と言えるかもしれません。

〇 私は現在も「2つの方法を」継続しています。
  あくまでも「私にとっては」継続することが全く苦ではない方法です。
  両方とも「短期間ちょっと」だけでは効果は生まれないと思います。
〇 1つの方法は医者に行かなければならない「治療」の一つです。
もう1つの方法は「エクササイズ(運動)」の一つです。
  もちろん運動ということは体を動かすことなので、
  継続することが、いや始めることすらできない人も
  多分出てくるかもしれません。

  ただ「私にとっては」前述したように、いろいろなエクササイズに
  トライしたが結果が出ませんでしたが、このエクササイズは
「明らかに」結果が出ました。

  しかも自分の分析の中で「継続することができる理由」
  いくつも満たしています。

 これで「慢性腰痛治療マニア」の方には見当がついた方も
  ずいぶんいらっしゃるのではないでしょうか。
  「なんだよ。そんなの知ってたよ。」と思う方も多いかもしれません。

  ただ、私がそうだったように、
世の中には、どうしてもつらい慢性腰痛から抜け出せなくて、
  「治る方法」を、いや
  「その方法で治った人がいる方法」を
  藁(わら)をもつかむ思いでさがしている人がいると思います。

  そんな人たちには「私が」1年でほぼ完治した「2つの方法」
  のこの情報は、お金には代えられないような価値があるかもしれません。
  (ないかもしれません。)

  よろしければ1万円を、どこかの全く効かなかった整体にでも
  行ったつもりになって、試しに払ってみてはいかがでしょうか。
  もちろんお読みいただけるのは「2つの方法」と、
  それをどのように具体的に継続して、そしてどうして効果が
  出てきたのかを私なりに分析、考察した
  11,000字以上(ワードで18ページ分)の文章になります。

  最後にくどいようですが、この2つの方法は「私が」つらく長い
  慢性腰痛地獄から生還した「2つの方法」です。

  私は医者でも治療家でもありません。
  ですからこの「2つの方法」が慢性腰痛の万人に効果ある
  などとは言いません。

  ただ「私はこの「2つの方法」でほぼ完治しました。」

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実際に私が7年間の本当につらい「慢性... 記事
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