#156  CIAが超能力の実在を公表

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遂にCIAが超能力の実在を公表したぞ!
この記事は数年前の記事です。



30代以降の読者であれば、恐らく過去のユリ・ゲラーブームを覚えているだろう。

“スプーン曲げ”で一世を風靡した彼が来日するたびに日本のテレビや雑誌はこぞって特集を組み、学校では子どもたちが顔をしかめながらスプーンに向かって念じる光景が当たり前のように見られたものだ。

しかしその後、ブームは徐々に下火となり、当時の騒動を冷静に振り返ったり、ユリ・ゲラーの超能力に対する懐疑的な意見も目立つようになってきた。

今や、この類稀なる大超能力者の名前さえ知らない若者もいるかもしれない。



 しかし、ブーム絶頂期から約30年が過ぎようかというタイミングで、なんとあのCIA(アメリカ中央情報局)がユリ・ゲラーの超能力を「本物である」と認めていたことを示す数々の資料が公開され、全世界に衝撃が走っている。

今月17日に機密指定が解除されたCIAの1,300万件にも及ぶ内部文書に、過去ユリ・ゲラーが調査機関の求めに応じる形で行われた検証実験の結果が多数含まれていたのだ。

世界最大の諜報機関であるCIAは、ユリ・ゲラーが起こしたどのような奇跡を目撃し、超能力であると公認するに至ったのか? 詳細についてお伝えしよう。



■超能力(リモートビューイング)の検証実験とは?

 今回公開された極秘内部文書には、1973年8月にCIAと「SRIインターナショナル」という研究機関が合同実施したユリ・ゲラーの超能力を検証するテストの一部始終が記されていた。

ちなみに「SRIインターナショナル」とは、米スタンフォード大学が設置した「スタンフォード研究所」を前身とする世界最大レベルの由緒正しき研究機関である。資料によると、超能力の検証実験は8日間にも及ぶハードなものだったという。



 実験手順は次のようなものだ。

まず、ユリ・ゲラーは施設内の一室にほぼ軟禁状態に置かれる。

そして、別室に待機するCIA職員が、辞書から無作為に単語を選ぶ。次にCIA職員は、その単語から連想される何らかのモノを絵として描き、その紙をユリ・ゲラーがいる部屋の外壁に貼り付けて準備完了。

インターホンで指示し、絵を超能力で透視させたのだった。



検証実験は、誰もが信じられないような経過をたどる。

そう、ユリ・ゲラーはほとんどの絵を即座に透視し、手元の紙でほぼ正確に再現してみせたのだった。CIA職員が打ち上げ花火を描けば、「シリンダー(円筒)状で音がするものが見える」といい、ドラムのようなイラストで表した。

さらに、CIA職員が凧を描けば「四角形と対角線が見える」と断言。

また、(かなり雑な描き方だが)CIA職員のラクダの絵には、ウマのようなシルエットが視えたという。

そして一房のぶどうに至っては、「水滴のようなものが見える。紫色の丸い輪郭も視える」と、その粒の数(24個)まで完全に一致したのだ。







ほかにも、カモメ・金門橋・太陽系・悪魔など(完璧とはいかないまでも)まるでCIA職員の絵を目にしているとしか思えないほど、特徴をしっかりと言い当てるユリ・ゲラー。部屋を変えて何度実験を行っても、結果は変わらなかったという。

8日後、ついにCIAはこう結論づけるのだった。




■アメリカはユリ・ゲラーを戦争利用しようとしていた!?

遂にCIAが超能力の実在を公表したぞ! 公式HPでユリ・ゲラーの実験結果を大量公開、驚愕の的中率!
内部文書 画像は「CIA」より引用
 さて、CIAがユリ・ゲラーの能力を正式に「超能力」と認めていたという揺るぎない事実については、十分ご理解いただけただろう。

それにしても当時、世界最大の諜報機関が超能力を本気で調べなければならなかった理由とは、一体なぜか?





 実は今回の内部文書公開によって、ユリ・ゲラーの超能力検証実験が当時のアメリカ陸軍が極秘裏に進めていた「スターゲイト・プロジェクト」の一環であったことも判明している。

これは、旧ソ連との軍事競争に直面していた冷戦時代のアメリカが、軍事作戦に遠隔透視能力を利用しようと試みた一大プロジェクト。

トカナでもたびたび紹介してきた「FBI超能力捜査官」こと故・ジョー・マクモニーグル氏も参加していた。

結局のところ、超能力が実戦で用いられることはなかったとされ、表向きには1995年に「成果なし」と総括されて終結した。

現在も密かに研究が受け継がれているとの噂もあるが、真相は闇の中である。




■人類史に残る画期的出来事!

 今回の内部文書公開に当たり、CIAの情報管理専門官ジョセフ・ランバート氏はメディアに向けて次のように語っている。


「歴史的に重要な意義を持つこれらの資料に、もはや閲覧制限はありません。

ご自宅など、どこからでも自由にアクセスできるのです」



 確かに、ユリ・ゲラーという“本物の”サイキックが地球上に存在することが確定しただけでも、これは人類史に残る画期的な出来事といえるだろう。

果たしてユリ・ゲラーは、どのように遠隔透視(リモートビューイング)を行っていたのか? 未来から情報を得ている可能性は? 謎は深まるばかりだが、遠隔透視をはじめとする彼の超能力に対する研究が、各国の研究機関で今後盛んに行われることになるかもしれない。

ユリ・ゲラーから正式なコメントが発表されることはあるのか、続報に期待しよう。



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