初心者のためのミニマリスト入門書

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初心者のためのミニマリスト入門書


こんにちは、ミニマリストのみくとです。
まずはこのページを開いていただき、ありがとうございます。

しかし、ここはミニマリストの入門口。
「ミニマリストになりたい」方以外のご入場はお勧めしていません。
今すぐこのページをピュッとスライドさせてください。

今回のこの記事は、ミニマリストになりたい方のために徹底的に細かく書いた、いわば「入門書」です。
この記事を読んでいただくだけで、モノで溢れていたお部屋は、綺麗さっぱり、モノのないお部屋に生まれ変わります

では、この画面を下にスクロールして、ミニマリストへの扉を開いてください。



目的を決める

バタン。
あなたは今、全貌もわからぬ大きな館の扉をこじ開け、薄暗い闇の中に足を踏み入れました。
後ろの扉が音を立ててしまります。

何もわからない。何も見えない。どこに行けば良いのか。
するとうっすら、蝋燭の灯る階段を見つけました。

想像してみてください。
こんな時、あなたは蝋燭の灯る方に行きませんか?

人間は、何も見えないことには、どこに向かっているのか、何をすればいいのかさえわかりません。
この館で、あなたは蝋燭の明かりを頼りに動き出すかと思います。

そう、それがあなたを導く灯火です。
そしてこの灯火は、自分自身で灯しておかなければいけません。


自分の目的は何か

自分の目的はこれだ。

館に入って、すぐに自分のポケットからマッチをつけることができた人は優秀です。
そしてそれを、入り口の蝋燭に灯し、指針とする。
そうすれば暗い館の中でも、自由に、そして自分の意思で動き回ることができます。

目的とは、自分を動かす原動力です。
これを決めていないことには、何も始まりません。
さあ、あなたも灯りを灯してください。




モノを手放す

灯りを灯すことができれば、あとは動き出すだけ。
あなたの入った館は、そう、あなた自身のお部屋です。

この目的という灯火を使い、あなた自身の館を綺麗にしていきましょう。

まずはごろごろと転がっているゴミから。
そっと蝋燭をテーブルに置き、ゴミを袋にいれて捨てていきます。

それから、自分が不要だと思うモノ、今使っていないモノを手放していきましょう。
何日もかかると思いますが、焦らずマッチに火をつけやっていきましょう。


ある程度片付ける

モノを手放した後は、片付けをします。
自分の必要なモノを収納し、家具の配置を考えます。

収納の極意

収納には、極意があります。
あなたが再び散らかさないように。

1:使用頻度別に収納
2:動線動作にかなった収納

この二つを守るだけでも、使いやすく散らからないお部屋ができてきます。
ここでは、ある程度片付けいていれば問題ありません。

最初から思い通りにお部屋を作ることなんてできませんから。
僕も今のミニマリズムを持つに至るまで、相当な年月を要しました。
人生は変化の連続です。むしろ永遠に試行錯誤を続けると思います。

生活する

それでは一旦、館の暖炉の前でくつろいでください。
「ふ〜。疲れた。」

だいぶお疲れでしょう。
とりあえずは綺麗になったと思うので、今度はそのまま生活をしてください。

ただ、一つだけ頭に入れてください。
「暮らしを良くするために生活をする。」
本当にこれは必要なのか?本当にここに置いておいて使いやすいのか?

それらは日々の暮らしで、落ち着いて見直すことで分かってきます。

見直し、手放す

本当にこれは必要か?本当にここに置いておいて使いやすいのか?
こう考えながら生活をしてみてください。
そして、疑わしきは見直せ。ちょっと使いづらいな。これは違うモノで代用できそうだな。
と思ったら即見直してください。

期間を設定し、その期間中使わないでみる。
モノの配置を変えてみる。
手放してみる。

そうすることで、徐々に無理なくミニマルな暮らしに近づきます。
気がついたら、館のモノは、ほとんど綺麗さっぱりなくなっているかもしれません。


正しいミニマル学


人に価値観を押し付けない

ミニマリストは人にモノをなくせと押し付けたりしません。
例えパートナーがいたとして、相手がモノをたくさん持っていたとしても。

価値観は人それぞれ。
あなたも今のミニマルライフをバカにされたら、カチンとくるでしょう?

他人と比べない

モノがない暮らしは、一見地味でつまらなそうですが、ミニマルライフをしている人からすれば、これほど豊かな暮らしはないと思えるほど充実しています。
他人と比べて、欲しいモノができ、見栄が芽生えるのは仕方がありません。
しかし、ミニマリストの方ほど、そういった他人との比較をする人が少ないように感じます。

これはなぜでしょう?
ミニマリストには、雑音がないからです。
自分の必要なモノが分かっているし、他人の持っているモノが、必ずしも自分にはひつようではないということを知っているからです。
だから、比べないのです。自分の好きが詰まっているお部屋があるから。

独自のルールを定める

「1in1out」など、ミニマリストさんの多くには独自のルールを決めている方がいます。
「自分が服を買う基準」や、「これだけはお金をいくらでも使うが、他は使わない」など。

僕にもあります。

自分なりに暮らしが見えてきたら、こういったルールを決め、選択を楽にするのも豊かな暮らしへの道だと考えます。


徹底的に暮らしを楽しむ

あとは、徹底的に暮らしを楽しむことです!



最後に

さあ、館のブレーカーを見つけましたね!
カチッとレバーを上にあげ、電気がつきました。
電気がついたということは、もう蝋燭の火は必要ありません。

目的は達成されたからね。

部分部分で片付け、見直してきた館の全体が見えてきました。
どうでしょう?あなたの館は、きれいに、自分好みのお部屋になったでしょうか。

それでは、この入門書をゆっくり閉じ、他の困っている者へと渡してください。



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