なぜ中国語は聞き取れないのか

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中国語の単語は、日常生活で使うとき、かなりの確率で、慣用表現になったり補語とセットになり、「塊」で使用されます。

たとえば、
◆甩不掉(振り払えない)
(「腕を振ったが、それは落ちない」とは言いません)

◆仔細想想 (よく考える) 
(「深く考える」とは言いません)

◆現在可以了(直りました、揃いました など)
(「すでに問題ありません」 は状況によってはちょっと不自然です)

◆把九寫成久(九を書こうと思って久と書いてしまう)
("成" が無いとネイティブに通じにくいのではないかなと思います)

などなど


「基礎単語帳を完璧マスターしていったのに、通じない、聞き取れない」のはまさにこの「塊の慣用句」が大きく関係しています。

さらに現地の方々はそこに四字熟語もバンバン入れて、上から下へ物が落ちるような勢いで、一気に一文を喋り終えます。

なので全然聞き取れないです。

四字熟語は市販の熟語帳でカバーされますが、上記の甩不掉、仔細想想、現在可以了 寫成 などの表現は、渡航後はすぐにでも必要になる表現なのに、現地で苦労しながら覚えていくしかありません。

現地の方との交流が思いのほか少なければ、これらの表現のマスターに何年も掛かるケースもあります。

これらを集めた中国語サバイバル表現300を出品予定です。
現地の生活や中国人とのお喋りに役立てて頂けたら幸いです。
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