父子

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コラム
夜明けが近い。
線路に車輪の律動が響いてくる。
父子が夜明けの光に向かって歩いている。
父子の耳には聞こえないのだろうか。
列車の金属音が向かってくる音が。
子どもはまだ5歳になったばかり。
父親は40歳の働き盛り。
列車に向かって歩いていく。
こんな親子は今まで何人いただろうか。
数えきれないくらい。
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