単純作業自動化は、業務に追われる方にとって最優先で取り組みたい課題です。しかし未だ自動化の必要性を感じられないという方が大多数であるのが事実です。
ここでは、自動化によって得られる利点をお話することで、自動化が時間の節約、効率化において、如何に重要な役割を担うかを解説したいと思います。
まず、作業の自動化と言っても、具体的に何ができるのかわからないという方が多く見られます。自動化でできることは多くありますが、例として次のようなことができます。
・入力作業の自動化
・データ取得の自動化
・操作の自動化
入力作業の自動化とは、例えばエクセルにデータを手入力しているが、これをコンピューターに代わりに行わせることができます。
データ取得の自動化とは、例えば毎日決まったページの情報を調べている、ページに更新がないかを調べているということを、コンピュータが代わりにデータを取得、整理してくれます。
操作の自動化とは、いくつも同じ操作を繰り返す必要があるとき(例えばコピーペーストなど)これをコンピューターに代わりに行わせることができます。
上に書いたことは、できることのほんの一部分でしかありませんが、これだけでも作業の大部分を自動化できることが分かると思います。
次に自動化によるメリットを話したいと思います。自動化によって主に次の効果があります。
・時間の短縮・効率化
・作業ミスの削減
時間の短縮・効率化は自動化によって得られる最大の利点であると思います。人間がいくら急いで仕事をしても、コンピュータは少なくともそれの10倍、最大で10万倍くらいの作業をこなすことができます。これは例えば、毎日データの入力作業に4時間取られているのが、コンピュータがこれを行えば、20分程度で終わるということです。
作業ミスの削減は自動化によって得られる副次的なメリットです。人間は作業を正確に行うことができません。正確に行おうとすればするほど、作業効率は落ちますし、早くやればやるほどミスが増えます。しかし、コンピュータがミスする設計でなければ、自動化によるミスは起こりません。これにより、データの修正作業という業務から解放されます。
自動化が必要か必要でないかは業務・作業内容によって変動することがありますが、ほとんどの場合で自動化のメリットがデメリットを上回ります。
自身が行っている作業で自動化ができるか、できないかがわからないときには気軽にお問い合わせください。どの部分で自動化による効率化が可能かを調べることができます。