FX注文方法の応用的な3種類とその使い方

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マネー・副業
応用的な注文方法3種類
・IFD(イフダン)注文
・OCO(オーシーオー)注文
・IFDOCO(イフダンオーシーオー)注文


まずはIFD(イフダン)注文について
IFD(イフダン)注文とは、「新規注文」と「決済注文」の2つをセットで出す注文方法のことです。

例えば、「109円になったら買い(新規)、111円になったら利益確定(決済)」といった注文です。

決済は利益確定だけではなく、損切りにすることもできるので、「110円になったら買い(新規)、109円になったら損切り(決済)」というやり方もできます。
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決済は利益確定か損切りのどちらか1つしか選べないので、両方置きたい場合は後に説明する『IFDOCO注文』を使うと便利です。
ここでポイントはIFD注文では最初の注文が成約しない限り、二つ目の注文は発生しないということです。
もしIFDを使わずにバラバラに二つの指値を置いてしまったら、買ってもいないのに、二つ目の利益確定の売りだけが新規で成約してしまう可能性もあるので注意が必要です。

メリット:時間が無い人でも使える有効な手段
デメリット:二つ目の注文が利益確定もしくは損切りの一方にしか使えない



次にOCO(オーシーオー)注文は、利益確定と損切りの二つの注文を同時に出して、どちらかが成約したらもう一方はキャンセルになる注文方法です。
例えば、「100円で買ったポジションがあるとして、その後、102円になったら売り(利益確定)、逆に99円なったら売り(損切り)」という使い方をします。

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相場をずっと見ることが出来ない人は、OCO注文を置くことで、相場が逆に動いたら損失も限定することが出来、逆に相場が有利な方に動けば利益を確保することも出来ます。

メリット:時間が無いサラリーマンでも使える有効な手段
デメリット: どの水準に注文を置くか見極めが必要



最後にIFDOCO(イフダンオーシーオー)注文は、文字通り、IFDとOCOをセットにした注文方法です。
具体例を見ると、下図のように「106円になったら買いたい」という注文に、それが成約したら「108円になったら売り(利益確定)105円なったら売り(損切り)」をくっつけています。
もちろん、最初の「106円になったら買い」の注文が成約しない限り、後のOCO注文は発動しません。

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メリット:時間が無い人でも使える有効な手段
デメリット:IFDやOCOよりも更に複雑であり、どの水準に注文を置くか見極     
      めが必要

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