○○の答えは
”飲酒”です。
飲酒で乳がんリスクが上昇する。
「ホント?」
本当です。
研究論文があり、国立がん研究センター予防研究グループのサイトに記載されています。
研究論文(international Japan of cancer 2010年127巻)によると
飲酒量が多いほど乳がんになりやすい。
飲酒量が多いってどれくらい?
「エタノ-ル換算で週150gより多く飲酒」するグル-プでは、「飲んだことがない」グル-プに比べて、乳がんリスクが1.75倍(約75%)高いことがわかったのです。
エタノ-ル換算と言ってもわからないので、飲酒量であらわすと、
1週間合計で次の量を飲酒したら乳がんリスクが上昇したということです。
日本酒なら約7合、
ビールなら大瓶約7本、
ワインなら約14杯(1杯100ml)
ウイスキーならダブル約7杯
たとえば、
毎日ビール大瓶1本飲むと、乳がんリスクが1.75倍に
週2回しか飲まなくても、1回に日本酒3合・4合飲むと、乳がんリスクは上昇
🟡なぜお酒を飲むとで乳がんリスクが上昇するの?
お酒に含まれているエタノールが分解されてできるアセトアルデヒドがもつ発がん性、アセトアルデヒドによるDNA合成・修復に必要とされている葉酸の破壊、アルコールによる乳がんリスク要因である女性ホルモンなどへ影響、などの可能性があげられています。
しかしまだはっきりとわかっていません。今後の研究が必要とされています。
飲酒と乳がんリスクの関連は、動物実験や、主に欧米の疫学研究で、すでに数多く発表され、国際的な評価では飲酒が乳がんリスクを高めるのは確実とされています。
女性の9人に1人が乳がんにかかる時代。
乳がん できることなら予防したい!
とはいえ
”お酒は楽しい&好き”という方へ
どれくらい飲むと乳がんリスクはどのくらい上昇する、という詳しいデーターは今のところ示されていませんが、
乳がんだけのこだわらず全体の健康を考えたときの適度な飲酒量は、厚生労働省から示されています。
適度な飲酒量とは
女性は1日にビール350ml以下を目安とすることを推奨しています。(注:アルコール度数が高いビールは350mlより少なめに)←厚生労働省による
*お酒を飲むとすぐ赤くなったり気分が悪くなる人はもっと少なめにしてください。
休肝日の必要性
週に2回は休肝日! 肝臓を休めてアルコールへの依存を防ごう。
すべては長~くお酒を楽しむため!!
お酒は、仲間と楽しくうちとけたり、食事をおいしくしたり
いいこともいっぱいある
上手に付き合って
長~くお酒を楽しもう!
\(^o^)/