科学技術「ヘリの極み」

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【世界最小の有人ヘリコプター】




世界最小の有人ヘリコプターは
「ヒロボー」と言う
ラジコンメーカーが出してる
「Bit」と言いうヘリです。

これは
電動式で飛ぶ為
非常に静かに飛行できます。

最大時速「96㎞」
飛行時間「30分」
お値段「4125万円」

まだ実用的でないですが
電動式ヘリコプターの中では
世界で1番完成度が高い物です。

このヘリコプターの凄い所は
無人飛行が可能と言う所です。

この性能を利用して
無人で現地に向かわせ
人を乗せて無人で戻ってくる
タクシーみたいな事もできます。

それ以外にも
災害救助用としても使用でき
無人で彼女の送り迎えもできるのです!


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【一般人向け】





この「Bit」が開発されたのは
2012年の9月の事です。

もうだいぶ昔の物になりますが
未だにこれを超えるヘリコプターは
一般用として登場してません。

このヘリは
二重ローターと言う二枚羽を使用し
普通のヘリの様な尻尾がありません。

その為
凄くコンパクトにまとめられ
使用しない時は
羽を折りたたんでしまえます。

しかも
無人飛行以外にも
ラジコンのような操作もでき
人を乗せて地上からの操作も可能です。

空中で安定性させる方法は
AIが自動制御します。

その為搭乗者の操作は
ラジコンのコントローラーの様に
方向ボタンを押すだけでOKなのです!


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【世界最大ヘリコプター】




世界最大のヘリコプターは
ロシアの「Ni-26」と言うヘリです。

これは
ロシア軍が保有する
民間輸送用大型ヘリコプター。

これが
現在現役のヘリの中では
世界最大の物になります。

このヘリは
世界初の8枚翼を採用してます。

翼を回すエンジンは
2つ装備されていて
1つが壊れても残りの1つで飛行可能。

この2つのエンジンは
2つ無いと飛行できない訳でなく
1つでも飛行できます。

でも
2つのエンジンを付けて
1つのエンジンの飛行する力を
2/1にしているのです。


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【仕様】



色々と規格外のこのヘリは
飛行する為に5人のパイロットが必要です。

そんなヘリの規格は
定員「最大150人」
長さ「40.025m」
翼の長さ「32.00m」


ヘリ自体の重さは
「28.2t」ですが
その他に「28t」までの荷物を
運ぶ事が可能になってます。

このヘリの性能は
最大速度「295㎞」
航続距離「1952㎞」
最大高度「4600m」

現在このヘリは
276機生産されていて
世界各地で運用されてます。

チェルノブイリ事故でも活躍し
上から「砂」「鉛」「ホウ素」等散布し
消火活動を行いました。

しかし
この時活躍した機体は
高濃度放射能を浴びてる為
現地に着陸させて放置されてます。


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【世界最高速ヘリコプター】





世界最速のヘリコプターは
「ベル533」と言うヘリで
時速「508.6 km」を出しました。

このヘリコプターは
普通のヘリコプターに
ジェットエンジンを
2基付けちゃったものです。

その為
非常にバランスが悪くて
ジェットエンジンの最高性能を出して
飛行する事が出来ませんでした。

しかも
翼も付けて飛ぶ力を増大し
コントロールが非常に難しいです。

このヘリの元になったヘリは
「YH-40」と言う
当時最高性能のヘリでした。

超高速ヘリの開発を依頼したのは
当時のアメリカ軍で
3社に開発依頼をしました。

その中で開発に成功したのが
この「ベル」と言う会社なのです。


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【開発経緯】





超高速ヘリの開発にベル社は
3段階に分けた開発計画をします。

1段階目は
軽くする事を重点に研究開発され
その結果「278㎞」まで速度が出ました。

2段階目は
ヘリに翼とジェットエンジンを
装着する前段階として
翼だけ付けられ実験されました。

この時実験された事は
ジェットを付けた時の高速飛行時に
1番効率よく速度が出る翼の開発でした。

その結果
非常に良好な結果が得られた為
アメリカ軍が追加の予算を出し
ジェットエンジン付きの実験をします。

この時
ジェットエンジンを翼に取り付ける為に
翼の位置をプロペラの真下に変え
最高速仕様にしました。

その後もジェットの性能を上げていき
1969年4月15日に最高速度の
時速「508.6㎞」を出したのです。

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