ブラウン大学vsワシントン大学両方行ってみたw(アイビーリーグvsパブリックアイビー)

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コラム
本日はアメリカの大学(院)について書こうと思います。
ワシントン大の博士課程一年目が修了した記念に。

東海岸・アイビーリーグのブラウン大学。
西海岸・パブリックアイビーと呼ばれるワシントン大学。

この大学での私の経験・違いを書いてみようかなーって思います。
私がお世話になったブラウン大のPhD生のたてくんは、
両方受かってて結構選ぶのに悩んだみたいです。
何気に、東vs西、私立vs公立、少人数vs大人数で全然違う大学なので、参考になるかなーと思うので書いてみますね。
だけど、私は、ワシントン大は1年だけ・しかもリモート!での経験しかしてません!
そして、正直、私のブラウンでの個人的経験は超・Extremeです。
なので、あくまで私の個人的体験談として参考にしてもらえればって思います。

後、そんな優秀な大学とか無理だし・・と思ってるそこのアナタ!
私なんて高校中退の大検合格生ですよw
その上に、アメリカでは、卒業資格として認めてくれない大学もある、インドのシッダ医科大学を出てるんです(これは、機会があれば書きますが、本気で運が良かったです。タイミングを逃してたら私は多分絶対に受かってません。)システム的に大学の学位として認められない大学があるぐらい特殊なバックグラウンドですよ!
あなたの方が・・・有利な条件持ってると思います。

1)学生編♪

ブラウン大学は少人数で有名な大学です。
大学院では、授業は大体5人から15人が普通、一番大きいクラスで30人ぐらいだったかなって思います。
公衆衛生の建物内で一番でかい教室が50人入るか否かって感じですかね。
正直、その教室デカッ!て思ってましたが、
両親が来たとき、「ちっさ!」って言ってたの覚えてますw
50人が満席になったクラスは、
唯一マインドフルネスの授業だったと聞いています。
マインドフルネス人気すぎ・・・あ、ちなみに、ブラウンはめっちゃマインドフルネス研究に力を入れている大学なので。

ワシントン大は、公立大学なので、ブラウンの大学自体が、一つの学部?ってぐらいの規模の差があります。
そして普通に1クラス200人とか・・・ブラウンから来た自分にはありえない人数です。
今のところ、一番少ないクラスで21人でしたよ!これはブラウン的には最大規模です

ブラウンは、公衆衛生の博士課程は7人しか取らないそうです(そしてそれに200人が出願するという恐ろしい事実)。公衆衛生学部全体での修士も、普通に学生全員の顔写真を一枚の紙にプリントアウトできるぐらいの人数しかいませんw(具体的な数忘れた)。
ワシントンは、それに比べて、博士課程は疫学だけで15人以上います!疫学だけで30人ぐらいいる時もあるそうです!つまり公衆衛生全体をトータルすると一学年でも50人から100人ぐらいはいることになる??

これですが、どっちがいいか、は本当にそれぞれだと思うんですよ〜

ブラウン大学は少人数なので教授やスタッフとのコミュニケーションが取りやすいでしょうし、ジムとかそういうのもめっちゃ人数少なくて楽な場合多いです。ほとんどの授業に学生のTA(アシスタント)がいなくて、教授が直接採点とかやってる場合も多い。
とりあえずどこ行っても空いてるんで楽っすww

ですが、気が合わない場合、きついっていう問題もあるんですよ!!!
特に私の場合、最初の一年はインド生活でのPTSD+鬱+不眠症+インドど田舎生活から突然アイビーリーグ環境という恐ろしいギャップ&カルチャーショックの苦しみで、全然学生と交流しなかったんですよね。
そしたら2年目にはもう仲良しグループとかできてて、ほぼハブリ状態だったんですよね・・・。

気が合う人とかできたらめっちゃ楽しいと思うんですが、特にできない場合、関わる人間の数が少ない分きついかもしれません。

なので、私の場合、自由に動ける感のあるワシントン大学のが合ってるかもと思います。学生の数が10倍は違うのかな?つまり出会いも10倍!!もっと色んな人と出会える方が楽しいかな〜。

後、ブラウンは基本超エリートおぼっちゃまお嬢様なので、大学院でも年齢層が若い!!!ほとんどが学部上りの優秀な学生です。仕事してきた・年齢が高い人は結構珍しかったりするんですよ。これはもうブラウン大学の傾向と言っていいと思います。

学生の質ですが、
ブラウンは、ありえないほどに一人一人が、一人残らず、死ぬほど優秀です。
ま じ で あ り え な い ほどにハイレベル。皆さんの超優秀さに本当に毎日が驚きの日々間違いなしです!!!!
一人ずつがプロジェクトを行い、プレゼンをする場合でも、みんな死ぬほどハイクオリティのプレゼンをしてきて、それが一人も漏らさずレベル高くて誰一人普通のレベルの人すらいないという恐ろしい世界です。

その優秀ぶりが、別にアカデミックな面だけじゃないんですよ。
以前、プロの役者による演劇を交えたプレゼン指導ワークショップに通ってたんですが(最高の思い出です!)
そこで、先生が他の学生の喋り方とか演技とか声の出し方を指導すると、
次の学生は普通にそこができるようになっている!!!
というわけでみんなでどんどん成長していく!!!!成長目覚ましすぎる!!

後、そこで出会ったメンバーで、和太鼓クラブの発表会行ったら、
プロ並みのクオリティで、お金を結構払っても普通にみたいレベルの出来でした。

・・・・本気で選び抜かれている・・・
優秀っていうのは、勉強ができるということではないのだ・・・と思わされました・・・

そして、ブラウンは、個性を大切にするため、一人一人が何かしら誰とも違う何かを持っています。
なので、10代のピュアな時期に、学部でもし通えたら、
みんなが優秀で、学ぶ意欲がすごくて、学ぶ力もあって、お勉強だけでなく課外活動もめっちゃ充実できて、
めちゃくちゃ素晴らしい刺激の4年間になると思います。

ちょっとこれは、話からずれてキャンパスライフ編の話だと思うんですが、

普通に、
イギリスの元大統領のスピーチ
東ティモールの大統領が授業に来る
国連の人たちの直々の指導による、難民対策アイディアワークショップ
マインドフルネスの始祖であるジョンカバットジンの講演会
など、超すごい機会がしょっちゅうキャンパスで全て無料であるんですよ。

本当、自分の子供が大学に行くとしたら、ブラウンに行って欲しい!って思います。

後、やっぱり良いところは学生のネットワークでしょうか。
少人数制ということもあり、卒業生のネットワークの仲間意識が半端ないです。
また、アイビーリーグって、結局どの大学もつながるので、とりあえずアイビーリーグのうちの1つ出てたら、他のアイビー生ともめっちゃ繋がれます。
例えば、教授でも、イエール・ハーバードから来てる先生めっちゃ多いです。
卒業後の強いコネクションは、少人数制かつアイビーリーグだからだよなと思います。

ブラウンの名前を言うだけでみんなやっぱり尊敬してくれるってのもあるかも。
ブラウン大ってアイビーの中でもかたくなくて、リベラルでオープンなので、いいイメージを持っている人も多いです。
以前、インド人のコミュニティで、インドのシッダ医科大を首席卒業しましたと言っても無反応だったのが、ブラウンいってますっていったら歓声が上がって拍手されたこともありました。(インド人の場合逆だと思ったんですがね)


ワシントン大の学生はどうなのか?
正直リモート生活なのでよくわかりません!
ですが、コロンビア・ジョンスホプキンス・イエール・プリンストンなどから来てる学生も多いため、アイビーリーグ系多いので、皆さん普通にブラウンに引けを取らず超絶優秀だと思います・・・。
後、博士課程は、学部から来てる人も多ければ、社会人で来てる人もいて多種多様です。

あ、留学生の数ですが、ブラウンは30ー40%ぐらいだとしたら、ワシントン大は公立なので20%以下ぐらいでしょうか。

こう書くとブラウンの環境ってめっちゃ恵まれてるとは思います。
ですが、ワシントン大の方が私は人数が多い=色んな人に出会える確率が高いってことで、今はそっちのが良いかなって個人的に思います。

ながくなったので、

2)授業編
3)校風・サポートシステム編
4)超重要!生活編

別で投稿します!

まとめ:

・ブラウン大の最大規模のクラスはワシントン大の最小規模
・ブラウン大の学生は勉強だけでなくあらゆる面において一生において見られるか否かのレベルで一人残らず全員がもれなく優秀すぎるので一見の価値ありww(そして勉強も超絶優秀)
・少人数制だからといっていいところばかりではなく、大人数の良さもある
・大人数だからと言って学生に配慮が行き届かないというわけではない。

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