仕事の思い出

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こんにちは、hrperficioです。
このブログでは占い、音楽、心理学などのテーマで書かせていただいて
いますが、今回は志向変えて仕事の思い出というテーマで書かせていた
だきます。

仕事の思い出といってもどうでもいい話や機密事項とは無関係な話題で
お送りします。
今回は海外での仕事の話になります。
仕事で外国人や海外と関わることが多かったこともあり、出張で海外に
出向いた経験や、外国人を招いたり一緒に仕事をするという経験もあり
ますが、今回はその中でこういったこともあるという話をします。
(気が向いたらまた続編があるかもしれません。)

新型コロナウイルスが中国を発端として起き、その後には全世界で猛威
を奮ったこともあって、海外のアジア系の人に対する残念な行動が報道
でも紹介されています。
これは日本人も全く無関係ではなく、我々が区別できないように海外で
は日本人だという区別は残念ながらできません。
今回はそういった話です。

私はメガネをかけているので、アジアのどこに行っても中国人と間違え
られます。正しく言えば、香港・シンガポールなどの華僑の人と間違え
られるのです。
香港では何気に話しかけられますが、何を言っているかよくわからない
ので、無視していると向こうも華僑ではないと気付くみたいです。
もっとも、英語で会話しても通じないのでそこで気づくとは思います。
香港もシンガポールもかなり訛りのある英語なので、学校の勉強や米国
流の発音では通じないかもしれません。
ただ、通じなければ必死になって聞いてはくれるので、何とか通じると
いうのが海外の良いところだと思います。

相当前の話ですがシドニーに行った時にも華僑に間違えられることが多
く、日本人でも間違えてくるので面倒になって、一切日本語を使わない
ようにして歩いていました。
そうすると、日本人はとても丁寧な対応をする人も多いので、必ずいう
のが "Sorry!" という言葉です。
こちらも悪い気はしないので、”Sure!" と返すと、「俺の英語が通じた
よ。」と喜んでくれます。
ずっと1週間くらいこうやっていました。
ただ、困るのはオジサマ・オバサマ方です。
この手の方々はどうも日本人の方が上だという意識があるみたいです。
よく交差点とかで信号待ちをしていると、「すいません、〇△×◇※を
お願い!」と頼まれます。道を訊かれたり、写真を撮ってほしいといっ
た内容が殆どです。
でも、わからないフリをして無視していると、オバサマは 「なんだ。
日本人じゃないのね!」 と言ってサッと行ってしまいます。
オジサマだと 「日本人じゃねぇのか!」 と怒って立ち去ります。
私も日本人なので、こういう態度を取られると本当に腹が立ちます。
ただ、慣れると本当に面白いのでずっとこうやってイタズラしておりま
した。

別の機会にお話ししようと思いますが、これが中国人や韓国人だと更に
面白い状態になります。中国系でもシンガポールや香港の人だと更に別
の反応するので本当に面白かったです。

欧米系やインド系の人達は私がどこの国の輩か判らないので、必ず最初
にどこから来たのかを訊いてきます。
メガネをかけていようが、何をしようが区別ができないからです。

国内の報道でも欧米で日本人だけでなくアジア系の人が危険な目に遭っ
ている話を見聞きして、日本人は大丈夫と思っている人も多いようで、
上から目線の言い方で批判していることもあります。
また、アフリカ系の人達からも暴力行為や酷い言葉を投げられるという
話に対しても納得できていないみたいです。
何となく世界共通の認識として、ヨーロッパ系が頂点にあって、自分達
がその次に来て、それ以外はその下に存在していると思っているフシが
あります。海外と仕事をしていたり、外国人と話しをすると必ずこうい
った感覚が見えてきます。
もちろん、日本人でも外国人でもそういうことは関係なく接してくれる
人も多いのですが、実際に上記のようなイタズラをやってみると、日本
人も差別感が強い傾向を感じてしまいます。
どちらかというと若い人は傾向が低く、ある程度の年齢になると考え方
が保守的になるからかもしれませんが、こういう傾向が出てくるみたい
です。

私は日本でも間違えられることがあるので、いつ命を狙われるかもわか
りません。報道の在り方で中国や韓国との摩擦が大きくなっているので
正直にいえばちょっと困ったなと思います。
どういう日本人アピールをすればいいのか、どうやって日本人であるこ
とを免許証を見せずに出せるか・・・。これが私の今の課題です。


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