孤独な戦い。

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はい、皆さんお元気ですか?
今日、こちらでは、雷、と、いきなりの豪雨に襲われてびっくりしました。
さておき

駆除業者のつぶやき、また書きますね

この仕事、どちらかと言うと日陰の仕事です。
消毒というと最近でこそ「コロナ」対策の消毒をイメージしますが、少し前までは消毒=ゴキブリ・ネズミ駆除の意味でした。

飲食店の営業が終わると直ぐに、ゴキブリの駆除の薬剤散布とかをスタートさせるのですが、依頼主である飲食店の店長またはオーナーも内心「早く終わってくんないかな~」と思いながら私の消毒作業が終わるのを待っています。

自分の店の営業時間が終わって、早く帰りたいけど、お客さんの目の前に出てしまっては困るので渋々、頼んでいるので、こうなる次第。

まあ、中には「ご苦労さま」とやさしい声を掛けてくれる人もいますが、基本的には先ほどの「さっさと済ませてよ」的な人が圧倒敵多数。

そしてその間、自分は酷いところになるとまさに文字通り、雨あられのように天井から降ってくるゴキくん達と格闘するわけです。

ついでに言っておくと
飲食店のゴキは通常はチャバネゴキブリというアフリカ原産の種類。
こいつは、温度の高い所が好きなので、寒い所は逆に苦手。

なので、現実には不可能ですけど、冬場に、一晩でも電気を全てOFFにしたら全滅してしまうかも。
実際には電気がきていてコンセントやら、厨房機器の電気系統の所とかに集合しております。

最初は卵やらの食材を運ぶダンボールとかに付着して店内に運び込まれると言われています。すると、どんどんと繁殖してやがては天井近くまで居る状態に。

つまりルートとしては、①運び込まれる②床面でうろちょろする②繁殖して数が増える④床から次第に運搬台車の脚の部分やらテーブルの高さへといる場所が増える⑤最後には天井近くの壁掛け時計や額縁など壁に掛けてあるものの裏側を住処とする

こんな順番に増えていきます

なので、あまり数が居ない所でいきなり天井近くにいるという事は無く、ましてや天井裏にいる事もありません。(クロゴキブリは天井裏にもいます)

湿った所も苦手で、好むのは5mmの幅の隙間。
よほど居心地が良いのでしょうか。壁のボードの隙間や厨房機器の裏側の5mmの隙間の所にゾロゾロといます。
何故このようになるかは、チャバネは一定数の数が集まると、もうそれ以上数が増えないように、他のテリトリーに移るとされているからです。

移動の範囲は意外と狭くて3M程度と言われています。

数が滅茶苦茶多い現場では一歩、その厨房に入った途端に特有の「ゴキブリ臭」がするので「ああ。これは相当数いるな」と直ちに分かります。

そんな訳で、今日もゴキくん達と孤独な戦いをする日々です。
衛生的な環境を守る為に、お客様の為に、さあ~、今日も頑張るか!















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