Scansnap修理の例外対応事例

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Scansnapのローラー交換に関しては、すでにご利用の方はご存じのように一部メニューにはないオプションが存在します。
・破損ユニットの交換(パーツにより価格は変動)
排紙トレイカバー(中古)パーツ.jpg
例えば排紙トレイの爪が破損していた場合の交換(在庫がなければ対応不可)
外側のパーツが壊れていても、在庫さえあれば対応可能です。
個別に交換用パーツを入手されていて、これをローラー交換等和せて交換したいという要望にもお応えできます。
※その場合はオプション作業費用をいただきます。

ABS樹脂の劣化やスキャンユニットガラスの破損(割れ)においては、原則交換できる中古パーツ(過去に自分の機器修理失敗で捨てられる運命だったもの)を有効に活用しています。
※失敗とは書いてますが、実際はイメージセンサーの鏡が割れていて修理断念

3号機_中古パーツ交換のご提案.JPG
上記例は表面(本体側)のスキャンユニットガラスが割れてしまっている例(写真下)
ガラスの外枠が黄色いのは両面テープが経年劣化で変色しているものです。
これを上のきれいなユニットに交換します。
単体ではスキャナーとして使えない個体の切り売りみたいなものです。
価格はユニット代のみで工賃込みとなります。

このユニットには光源の「CCFL(冷陰極管)」が内蔵されています。
3号機_13_CCFL摘出.JPG
蛍光灯の超小型版と思っていただければ良いです。
これを移植します。
3号機_14_CCFL移植.JPG
なぜわざわざCCFLを移植するのかですが、スキャナーのCCFLは明るさにも個体差があるので「キャリブレーション(調整)」が行われています。
一見暗く劣化しているように見えるけど実はそれで正常、明るいけどそれでも劣化している等、これを生産ラインで調整されています。
そのため今まで使っていたCCFLをそのまま使わないと、表と裏の画質に差が出てしまいます。

残念ながらキャリブレーション値は、scansnap本体の制御基板に記録されているデータなので、これを触ることはできません。
DSC_5727.JPG
なので使っている個体とセットで移植しないとあまり意味がない行為です。

こういった感じで、ローラーの交換以外も可能であれば対応しています。
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