財物に執着しすぎると破産に至る-貪財壊印

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この命式の最大の特徴は何ですか。

日干の周辺にある乙木ですね。
日干庚金を中心に月干と時干にある財星に該当する乙木と乙木の競合の状況です。
これだけ見ても、財物に対する執着がどれほど強いかが推測できます。
そして、食神傷官に該当する亥水と子水、つまり水の勢いが非常に強いため、日干庚金が身弱の状態であることが確認できます。

食神傷官の勢いをコントロールするためには、印星戌土の役割が重要ですが、
印星戌土は戌土の印星に該当する火がなく、強い水の影響で劣悪な状況に置かれています。

このような状況は人徳、あるいは兄弟/両親の徳が落ち、契約に問題が生じる可能性が高いことを意味します。

問題は、

このような状況で財星の運に会うと、用神印星を剋する状況が重なるので、
結局は日干庚金が焦る結果として現れるようになり、
財物を儲けたいという欲に自分の身の程も知らずにむやみに事業を展開し、

凄絶に潰れる悲劇が起きることになります。

※あるいは、
財星を女性/妻の観点から見ると、女性問題によって母親を疎かにする場合もあります。

そのため、このような命式を「貪財壊印格」といいます。
これは漢字の意味どおり財物/女性を貪ることが原因で、
印星が深刻に破壊/損傷するという意味です。

このような命式で生まれた人たちは、
財星の運が来る時に事業でお金を稼ぐという考えで計画のない事業を始めたり、
女性に気を取られるなど思考力が落ちるため衝動的な行為を自制しなければならず、

既存の環境から抜け出そうとするよりは、
現在の状況を維持しながら、
未来を図る知恵が必要でしょう。

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