鍋の蓋

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占い
映画バトルロワイヤルで主人公の藤原竜也が手にした武器は「鍋の蓋」だった。他の人たちは銃とか無線機とかメチャクチャ強い武器を与えられたので、藤原くんは「もうだめだ、こんなんでどうすりゃいい?」と嘆く。

占い師をしている身ですが、私は客観的に星回を見てもお世辞にもいいとは言えない。若い頃、高明な先生にみてもらってコケにされ、ムチャクチャ傷ついた。

なんか、大事にしていたギターをハードオフに持っていったら500円の値がつけられたような感じ。

でも、それが占いを続けてきたエネルギーになっている。それは根源的な「怒り」「反骨精神」である。一言で言えば「ふざけんな」だ。

高値がつく星回りよりも「鍋の蓋」や「500円のギター」の方が圧倒的に多い。そして、ここからが「占い師」としての腕の見せ所と心得ている。

正直、若い頃はあの占い師を見返してやろうと、刺し違える思いが激っていたが、最近はどうでもいい。本当にどうでも良くなったのは多くのクライアントさんの成功を見てきたからだろう。

クライアントさんに感謝している。
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