私の強度計算書の特徴は ”説明ができる”

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ビジネス・マーケティング
数多の解析強度計算ソフトがあり強度計算が自動化される中で、材料力学の公式を使いながらエクセルで1から"説明できる"計算書の作成にこだわるには理由があります。
結論から言うと、安全を証明する根拠が大切だと思っているからです。

私の計算書の大きな特徴

私の作成する強度計算書の特徴として、必ず公式の根拠を説明できるものしか使用しません。そのため、お客様から強度計算をお願いされ、強度の証明だけでなく説明も求められる場合に特徴を発揮することができます。
根拠が不明な強度計算書に対して、何から公式を参考にしているのか、計算は正しいかを確認することも得意としています。
3DCADなどで部品の形状を作成して、応力解析を行い、負荷の掛かる部分を可視的に調べる方法もあり、効率的であることは承知の上です。しかし、それでも私は”説明ができる”強度計算書を作ることにこだわる理由があります。

”説明のできる”強度計算書にこだわる理由

私は”説明ができる"強度計算書にこだわるきっかけのエピソードがあります。
ある日、治工具を設計する際の強度計算を応力解析ソフトを使って行い、強度計算を作成する時間を短縮しようと提案をしたことがありました。
強度計算を取りまとめている親会社の方にその提案を話すと、一言で納得した回答がが返ってきたことを今でも覚えています。
「その応力解析ソフトが本当に正しいって誰が証明するの?」
その一言で固まってしまいました…
応力解析ソフトが正確で信頼性の高いものだと言うことを、自分の会社、そして親会社へ説明する必要があります。
しかし、そのような提案をして、応力解析をソフトを導入し、正しいことを証明できるメーカーを雇うことのできるお金のある会社が果たしていくつあるのかと私は思いました。
自動車業界では、応力解析ソフトの専門と提携を組んで応力解析ソフトは正しいものとして設計を進めているところもあります。
応力解析ソフトで強度を証明するのではなく、公式を使って計算することにもまだまだ需要があると実感したのはこの時でした。
JISやISOで定められている公式を使って計算を行い、結論を出しているので正しいと証明することが可能です。

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