ハウスメーカー選びの難しさ

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「ハウスメーカー選びってどうすればいいの?
これは誰しもが感じるお悩みではないでしょうか。

私がメーカーで8年勤務し、様々なメーカー様の知識を得る中で
感じたことを述べさせてもらえたらと思います。

細分化すれば難しくなりますが
まずは、住まいつくりでなにが大事なのか
人により考え方は様々ですが
2つに分けるとわかりやすいです。

家全体を100%としたときに

①スケルトン(構造)     60%

②インフィル(内装・設備)  40%

という考え方です。
これはスムストックという大手メーカーだと査定が
しっかりとできるという仕組みがあるのですがそれと同じ考え方です。

①スケルトン、つまり構造
構造というと、基礎、外壁、柱や梁、屋根など家の主となる部分です。
これはメーカーさんによりさまざまで、構造も違えば、外壁、柱も違います。
詳しくはご相談でもお話しさせていただきますが家とは大切な家族と過ごす
大切なモノだと思います。だから強度にはこだわって作ったほうが
より安心していただける住まいづくりができると思います。

②インフィル、つまり内装や設備
内装とは 壁紙、フローリング、照明、カーテン、インテリア造作(棚やカウンターTVボードなど)
設備とは トイレ、お風呂、キッチンなど
こちらもものによりピンキリですが、こだわればより使い勝手のよい
素敵なインテリアで快適な生活をして頂けるものになります。

このスケルトンとインフィル
大きな違いがあります。
なんでしょう?

答えはやり替えが容易なモノかそうではないか、ということです。
スケルトンはあとから補修や交換をすれば莫大な費用がかかります。
(一般的には寿命が来るためスケルトンを交換というよりは建て替えをします)

「家を建てて一番不安なことはなんですか?」
とお客様にご質問をすると
「お金が不安です」とおっしゃられる方が多いと思います。

スケルトンは地震・台風・経年劣化から家族を守る大切な部分です。

だからこそスケルトンはこだわって作る!ことが大事なのですが
一般のお客様には特にわかりにくい、、。
だからこそそこについてのアドバイスを私から
させてもらえたらと思います。

熊本地震では2000年以降の新耐震基準の家がバタバタ倒壊や半壊
こんな事態になると厚生労働省の調査が入り
96棟の家に調査をしました。
そのうちちゃんとした設計図通りの施工が行われていて
耐震性が保たれてあったのはなんと、、、!たった4棟。
(ちなみに余談ですが築4年の工務店の家が倒壊してます。)

実は建築基準法とは現代の多発する大地震には対応していない場合もあります。これは少しグレーゾーンですが事実です。
あくまで私の個人的な意見として受け取ってくださいね。

だからこそスケルトンの部分の大事さが少しご理解いただけたかと思います。

ステキなインテリア、素敵なキッチンも大事です。
ただ家を建ててもなお、一番大事なお金
私自身が一番感じることはスケルトンをしっかり作って安心できること
あまりメンテナンスをかけずに、家族や自分自身に投資をすること
これはすごく大切なことなんじゃないかと感じております。

こんな話をより具体的に検討メーカー様がある場合は
調査を行い、具体的アドバイスを差し上げます。
A社とB社どっちがいいの?
どういう基準で選んだらいいの?
などご予算も含め具体的アドバイスを致します。

始めたばかりで「誰だこの人、、」感は否めませんが
普通の3児のパパで住宅メーカーのお兄さんなので
お気軽にご相談いただけますと幸いです♪
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