【ebay輸出】直接取引と具体的なリピーター販売戦略【SNS戦略】

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マネー・副業
今回の記事ではebay輸出で今よりプラスアルファの利益と販路開拓を検討している輸出事業者の皆様にebayでのプラットフォーム販売を飛び越えて、「バイヤーと直接取引を行う方法(リピーター施策・ebay外新規顧客獲得)」について具体的な手順と戦略をご紹介致します。

※なお、ebayでは通常バイヤーとebay外でやり取りや商取引を行う行為(Off -ebay)を禁止しています。
今回の内容はebay内で直接バイヤーを外部へ誘導は行いませんし、購入品に自社サイトのチラシや連絡先を同封することをしない方法をご紹介致します。

■ ebayのバイヤーの囲い込み(リピーター)戦略

既にebayである程度の実績をお持ちの方は経験があるかと思いますが、一度気持ちよくお取引を行なったebayのバイヤーさんの信頼はなかなか熱いです。

「この前も君のストアから購入したから、今回も君のところから買いたい!」
「他のセラーが売ってるんだけど、君のストアで買いたいから出品してくれない?」

などなど、ライバルセラーが既に出品済み、しかも自ストアで取り扱いのない商品でも「まずは自分のストアで取り扱いできないか」を聞いてくれるケースが多々あります。

それもそのはず、バイヤーさんの立場に立ってみるとただでさえ不安な海外取引において、特に近年では中国の模倣品セラーや日本の「とりあえず闇雲に出品セラー」達が数え切れないほどある中で、「本当に自分が欲しい商品を確実に安心して届けてくれるストア」は実は非常に貴重だったりします。

もちろんこの様に声をかけてくれるバイヤーさん達は非常にありがたいですし、嬉しい気持ちにもなるのですが、全員が問い合わせをしてくれる訳ではありません。
潜在的に同じ様に思ってもらえた静かなる他のバイヤーさんに向けてはこちらからアプローチをかけることで、ストアの維持安定を加速させる信頼できるリピーター率が増加していきます。

では具体的な方法を見ていきましょう。

■サンクスカードでSNSのQRコードを配布

サンクスカード で自社ストアへの誘導や直接取引を誘う連絡先の記載はNGですが、ebay用のSNSアカウントを宣伝することはOKなんです。
直接連絡に繋がるところかと思いきや、流石のebayもSNSの拡散力を見過ごすわけにはいかなかった様です。

ここで重要なのが「ebay用のアカウント」であることです。
基本的には出品商品の紹介やebayストアのセール情報などをお届けするebay専用の販促アカウントである必要があります。
※実際には直接自社ストアへのリンク設定しているセラーもいるかと思いますが、その場合は自己責任でお願いいたします。

これで熱心なバイヤーと直接繋がる手段ができました。
後は定期的にアカウントで商品紹介などを更新して「アクティブな状態」であることをアピールしながらコンタクトを待ちましょう。

商品紹介の投稿で単純に「SNS→ebay」への新規顧客の獲得見込みも高まりますね。

■ebayと相性の良いSNS

X(Twitter)、Instagram、Tiktok、Youtubeなど様々なSNS媒体があります。
もちろん全てに着手できた方が見込み母数が多くなるので、期待値は上がりますが、いきなり全てに着手するのはあまり現実的ではありません。

私自身いくつかの媒体でSNSでの販促を行なっておりますのでお勧めを「拡散力」と「販売促進効果」の2点からランキング形式でご紹介します。

■ebayと相性の良いSNSランキングトップ3


・第1位 Instagram
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やはり1位は定番のインスタです。
「物を売るなら雰囲気と視覚イメージが重要」であることはご存知かと思いますが、主に写真や短い動画ベースのプラットフォームなので物販との相性は抜群です。
また、新規アカウントでも比較的、他のSNS媒体よりも多くの方に拡散しやすいという点もランキング1位の理由になります。

「#ebay」や「#ebaydeals」などのハッシュタグで検索してもらえれば国内外問わず多くのebayストアが各々個性的な手法で販促活動を行なっています。

「どのSNSをやればいいか分からない」場合はまずはInstagram1択でトライしてみて良いでしょう。

・第2位 Youtube
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「写真よりも動画」。
皆さんも新しいガジェットを購入するとき、バッグや洋服を購入するときは実際に使用していたり様々な角度でチェックできる動画があった方がわかりやすいですよね。
販促効果で言えば圧倒的1位ではありますが、「新規アカウントの拡散力」が圧倒的に弱く、「見れる動画」でなければなかなか存在そのものを見つけてもらえませんし、見て欲しい部分まで見続けてもらえません。

但し、動画のクオリティ次第では(商材にもよりますが)他のSNSとは比べ物にならないほどの強い影響力があるので、編集に時間もしくは外注化のリソースが使えるのであればトライしてみるのはおすすめです。
※海外の小規模小売事業者のバイヤーさんから連絡が入ることもしばしばあります。

第3位 Tiktok
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加速度的に言えばYoutubeをも凌駕するのがTik Tokです。
拡散力も強く、ほとんど1分以下の短い動画形式がメインの媒体なので動画編集などのリソースもYoutubeほど必要はなく比較的お手軽に始められます。
加えて、新規アカウントの拡散力は最も高く、無名アカウントでの初めての投稿でも200ビューくらいは最低でも見てもらえます。

但し、年齢層が比較的低く、商材によってはターゲット層とかけ離れることも多い媒体です。
また、Youtubeほどではありませんが、動画制作には画像と比較してリソースが取られることからおすすめとしてはこのランキングになります。


※これらはあくまでも汎用的なランキングです。
Instagramは苦手分野なく満遍なく効果が期待できる媒体ですが、YoutubeやTikTokは動画ならではの魅力があり、凝った商品紹介や貴重な商品などを取り扱っているのであれば大きなビジネスチャンスのきっかけになることも少なくありません。
「自ストアの商材に合った媒体」を優先して取り組んでみてください。

■ebayでのSNSの具体的な活用方法とキャンペーン

少し脱線しましたが、SNSを用いた販促方法は商品紹介だけではありません。
主に新規顧客、「SNS→直接取引」に誘導するための導線施策として、「キャンペーン」が挙げられます。

私の実践ベースと他社アカウントの事例から2つおすすめのSNSキャンペーンをご紹介します。

・1つ買ったら●●(他商品や送料など)が無料!「1 buy & Get ●● for Free!」
海外サイトでのお買い物経験やアメリカや海外でのお店でのお買い物経験がある方は見覚えがあるかと思いますが、この形式のキャンペーンは欧米では最もポピュラーな程に盛んです。

ebayの場合は送料などの兼ね合いでそれほど高価な物や大きなインパクトのあるものは無料ではお付けできないことが多いと思うので、実際には「商品に関連するおまけ」の様な感覚で行なっていただくと良いかと思います。

・プレゼント抽選キャンペーン「Give it away!」

主にストアの拡散が目的のキャンペーンで、「フォロー&リポストしてくれた人の中から抽選で●●をプレゼント」という企画です。
拡散力はプレゼントする商品に依存するのですが、「自分のストアの存在」を幅広い層に最速で到達できる手法です。

具体的なプレゼント商品はストアの取扱商材によって異なります。

汎用的で一般的な商品(買おうと思えば誰でも買える商品)の場合はプレゼント品は多くの人が幅広く好む商品が良いですし、
反対にビンテージやコレクター品など特定の需要に対応した商材を取り扱っている場合は、その客層がピンポイントで興味を示すアイテムで行うと効果的です。

TIPS:
いずれの施策も不定期で開催することで、イベントとして楽しみに投稿を追いかけてくれるバイヤーが増えてきたり、接点を持つことでリピート、直接取引に繋がる可能性も高まります。

■まとめ:直接取引に向けてSNS施策は超重要かつ相性抜群!まずはInstagramから始めてみよう!

いかがでしたか?
少しずつebayでの販売数も増えてきた、もしくは伸び悩んでいるという方は別の手法でのアプローチを取り入れてみましょう。

まずは自分のストアが「どのSNSと相性が良いか」を確認してから、
※分からない場合は汎用的に効果が見込めるInstagramでスタートしましょう。

1、ebay販促用のSNSアカウント作成
2、出品商品の紹介を継続的に投稿
3、SNSアカウントのQRコードなどをサンクスカードへ掲載
4、不定期でキャンペーン施策を実施
5、他のSNS媒体も検討

少し手間はかかりますが、継続すればするほど影響力は強くなってあなたの輸出事業をしっかりと支える土台になってくれるはずです!

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