【eBay無在庫輸出】「利益が出ない」?無在庫でもしっかりと利益を出す具体的なストア構築の方法【2023最新】

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マネー・副業
ココナラでebay実践者の方からこの様なお問い合わせを頂きました。

”「無在庫での利益率って何%を目安にしてますか?
リサーチして見つかる商品は既に赤字価格ですし、月に何十万も利益が出せるイメージが湧きません。」”

実はこれに類似したご質問は結構頻繁にお寄せ頂くことが多く、特に新規セラーの方にとっては「無在庫で利益を出す」と言うのが1つのハードルになっています。

実際に、ebay無在庫がここまで有名になる数年前は「出品しまくればそこそこ売れる」という状態でしたが、正直なところ今は違います。
現在のeBay無在庫は「狙いを持った戦略的なリサーチとストア構築」が出来ていないと「誰でも成果を出す」という意味では難しくなっています。

そこで今回はこんな新規セラーさんのお悩みにお応えして、
「無在庫で利益を上げる具体的なストア構築方法」について解説していきます。

■核となる販売カテゴリを決める

利益を出す無在庫ストア構築の為の最も簡単な方法は「取り扱いカテゴリを絞ること」です。

これにはebayのアルゴリズム(どの様に自分の商品がお客さんに露出されるか)に則った明確な理由があります。

ebayのアルゴリズムでは「売れるほど売れる」様になります。
もう少しわかりやすく説明すると、ebayのアルゴリズムでは商品が売れることで以下の様な働きがシステムによって行われます。

「Aストアからスニーカーが売れた」
「Aストアのスニーカーはよく売れるかもしれない、さらに検索順位を上にあげよう」
「Aストアからまたスニーカーが売れた、さらに今度はおすすめにも優先的に掲載しよう」

この様に売れたら売れるだけストア内の商品がebay内で表示される可能性が大きくなり、お客さんの目に増える機会が増えることから必然的に販売数も増えていくことになります。
そして、この露出機会の増加は「ストア内の他の同カテゴリもしくは関連カテゴリの商品にも影響」します。

つまりはスニーカーが売れたのであれば、他の出品中のスニーカーの露出も上がり、関連するカテゴリ、例えばストア内のパレル商品などが次点で上がりやすくなります。
反対にせっかくスニーカーが売れても、他の商品が無関係な家電や万年筆などの商品であればこのアルゴリズムの効果を最大限引き出すことができず、常に商品の魅力・需要1本勝負の不安定な運営を強いられる状態になってしまいます。

矛盾している様にも聞こえますが、まずは利益なしでも多少の赤字でも販売した方が良いと言われる理由もこれが由来であり、ebay輸出を攻略する為には絶対に押さえておきたいポイントの1つになります。
正確に言い換えると、「核となるカテゴリを決めて、その中から数商品を無利益で販売し、ストアの好循環サイクルを生み出す準備をする」になりますね。

■「売りたい商品」と「売れる商品」を明確にする

初心者ebay無在庫あるあるなのですが、「出品する全ての商品それぞれで十分な利益をとるぞ!」と思っていませんか?

意気込みは十分ですが、無在庫では現実的ではありません。
(しかし、有在庫では必須ですね)
というのも「すべての商品で利益をとる」場合はそもそも考え方として無在庫では不可能だからです。
仕入れ価格で利益の有無は変わりますよね。
出品時に利益が出る価格の仕入れ元があったとしても、Sold時にはないかもしれないし、価格が高騰しているかもしれません。

半ば運頼みなこの手法では安定した売り上げと利益には程遠いですよね。

ではどうすればいいのか。

答えは「出品する商品の役割を明確にする」ことです。

・「売れる商品」とは
ここではリサーチした商品、私たちが意気込んで「利益をだす」と出品した商品のことです。
実はこの商品は無在庫の場合は利益を取る役割よりも「集客する」という役割を果たしてくれる可能性の方が高いです。

先に説明した通り、「ebayでは売れれば売れるほど売れやすくなる」仕組みとの相性がバツグンです。
なぜなら、良い循環を作り出すためにまずは何としてでも「最初の1Sold」を獲得する必要があります。
ここでリサーチした商品を無利益価格で出品することで、「良い循環を生み出す最初の1歩」を意図的に作り出すことができます。

無在庫では
「売れる商品」=「ストア露出ブーストのための集客商品」になります。

・「売りたい商品」とは
対して「売りたい商品」は私たちに「利益」をもたらす商品のことです。
具体的には「売れる商品に関連した商品」のことです。

「売りたい商品」にカテゴライズされる商品はebayのリサーチではそれほど目立ったSold実績はないことが多く、場合によってはSold歴がない場合もあります。
※Sold歴がない場合は爆益の可能性がありますよね。
そういった場合には利益が取れる仕入れ価格のうちに有在庫化する判断もOKです。


まずは取り扱い商品を「売れる商品」と「売りたい商品」に分類してみて下さい。
そしてこの時、無在庫運営にも関わらず「売れる商品ばかり取り扱っている場合」はなかなかまとまった利益に繋げることは難しいでしょう。

この場合は「売れる商品」の中から「実際に自分のストアで売れた商品」に焦点を当てて、その商品に関連もしくは派生する「売りたい商品」の取り扱い幅を拡充する必要があります。

つまりは「売れる商品で集客し、売りたい商品で利益を出す」という流れを生み出すためのストア内の取扱商品構成を意識する必要があります。

繰り返しになりますが、この戦略はあくまでも無在庫の場合に有効な戦略です。
(有在庫の場合は売れる商品のみを利益の出る価格で仕入れる必要がありますので)


■無在庫なら無在庫の攻め方で攻略する

有在庫には有在庫の考え方、無在庫には無在庫の考え方があり、それぞれで有効な戦略は異なります。

あなたのストアが無在庫ならば、「無在庫の利点を最大限引き出しつつ、弱点をどうカバーするのか」についてを意識して取り組んでみて下さい。

今回の内容はこちらのサービス内でも解説しています。
より包括的で具体的な「無在庫攻略のノウハウ」を学びたい方はこちらもご検討くださいませ。


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