源生之日乗:曼珠沙華 其之弐

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こんにちは。

前回、彼岸花の別名がなぜ曼珠沙華なのか疑問を投げかけてみました。

皆様は彼岸花にどのようなイメージをお持ちでしょうか。
年代によって、住む地方によってイメージが異なるかもしれません。

彼岸花といえば、赤が鮮やかな美しい花ですが、
毒があるから触ってはいけないと教えられ、
怖いイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

また、お彼岸の頃に咲くことや、墓地で咲いていることが多いことから、
『死人花』や『幽霊花』などの別名もあるようです。
そんな彼岸花に不気味なイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

このように『死』をイメージされやすい彼岸花。
しかし、彼岸花にはこんな意外な花言葉があるのをご存じでしょうか。

「情熱」
「思うはあなた一人」

赤い色から連想されるからでしょうか。
ロマンティックな花言葉です。

さらにはこのような花言葉もあります。

「あきらめ」
「再会」
「転生」
「また会う日を楽しみに」
「悲しい思い出」

一見寂しさ漂う花言葉ですが、
ここに曼珠沙華という別名につながる
仏教的な意味が隠されているような気がします。

つづく。


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