平和な微笑みのタイですが、実は軍事政権です!

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 タイの友達が、デモの様子をラインで報告してくれています。
そして、タイに行ったことがある日本の友達は、日本にいる私に詳細を聞いてきます。
 私としては、当然起こるべくしてやっと起こったか、と言う感じです。
私がタイに住み始めたのが25歳から。今年の3月末に日本に戻るまでに、
タクシン政権打倒!でデモが2006年に起こってから、実に4年ごとくらいに赤服派か黄色服派に分かれてデモが起こり、4年前にどっちでもない軍人プラユットを首相に据えての軍事政権をスタートさせて、欧米からは「民主主義を後退させた!」とかなり批判を浴びたものでした。
 外国人はそもそも参政権がないので、とりあえず平和を維持できて、経済が安定してればいいんですよ。そうしたら日本から旅行者がたくさん来てくれて、私は生きていけるのです。。。
 タイに住んでいると「居候させてもらっている」気持ちで謙虚でいろ!とイミグレーションにビザなどの手続きでいくと、ひしひしと痛感させられます。

 しかし、軍事政権はやっぱり経済政策がダメダメです。
以前はバンコクモーターショーや旅行フェアでは、人が会場に入れないほどの大にぎわいだったものが、この2年ほど、タイ国内経済が停滞していました。
そしてコロナ。。。
 まあ農業大国なところもあるので、餓死することはないのですが、観光客が一切入ってこなくなったことで、チップで生きていたサービス業の人が一斉に失業した感じです。
 そしてこの状況で、新しい王様はどうか?と言えば、女性がらみのスキャンダルが日本にまで届きます。
 タイには不敬罪、と言うものが存在して、皇室批判は許されません。確かに皇室ですから威厳を保ってもらう為に、敬意を払うのは常識ではあります。
 が、我が日本の天皇陛下のような優しく、国民の為に日々公務をこなしているひたむきな姿と新しい王様は重なりません。前の王様とどうしても比べてしまいます。
 今年初め、タイの占いでは4月以降1年間は兵士の出動、武器が集まってくる治安の悪い年、と言われています。来年は「雉も鳴かずば」言論統制がより厳しくなる年となりそうです。
 そう言ったところから、タイのデモはますます酷くなっていくかと思います。今まではデモが酷くなっても、経済は堅調に回り続けていましたが、今回はそれが通用しないだろう、というのが私の見解です。

 しばらく本当にタイには戻れそうにないですね。占い頑張ります。
*写真は2014年の時のデモの様子です。
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