『HARD THINGS』日経BP

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『HARD THINGS』
ベン・ホロウィッツ/日経BP
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「『成功するCEOとは何か』とよく聞かれるが、残念ながら秘訣はない。
ただし際立ったスキルが一つあるとすれば、良い手がない時に集中して最善の手を打つ能力だ。」
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「『必要なコミュニケーション量は信頼に反比例する。』
 物事をありのままに伝える事は、この信頼を築く上で最も重要である。」
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「困難な問題に取り組む頭脳は多い方が良い。」
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「長所ではなく、短所の無さを理由に採用する。」
 多数決の採用プロセスにありがちな間違い。候補者の弱点は見つけやすいが長所は見つけにくい。
 必要とされる分野で力を持っている事こそ重要。
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「世界は、平時に見た時と、日々命をかけて戦わなくてはいけない時とでは全く違って見える。」
平時:適合性や社内文化的影響、人の気持ちを気遣うことが大切。
戦時:社内文化適合性よりも、結果を出せるかどうかが重要。
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「健全な会社と不健全な会社」
健全な会社では人々が自分の仕事に集中し、その仕事をやり遂げる事で自分自身にも会社にもプラスだと確信している。
それが仕事への意欲を高め満足感を与える。
 一方、不健全な会社は多くの時間を社内政治や崩壊した仕組みの改善に費やしている。そういった状況では、ありえないほど働いて、
奇跡的な結果を出してもそれが会社や自身のキャリアにとって何を意味するかわからない。
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「生産性に対して最も効率が良いのは『教育』」
10人の部下に1コマ1時間で4回の講義を受けさせる。
1講義の準備に3時間かかったとして労力は12時間。
部下1人あたりの1年間労働時間が2万時間で、効率が1%上昇すれば、12時間の労力によって200時間の利益が出ることになる。
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