ココナラでは駆け出しですが、過去数多くのEAを販売してきました。
よくEA作成代行のサービスなどである「難解なロジックでは」という文章があるかと思います。
難解なロジックってなんなんだろう…
そう思われた方も多いのではないでしょうか???
ズバリ!回答していきます!
◯簡単なロジック
・1時間足で、移動平均線3本のパーフェクトオーダーのときのみエントリー(3本の期間をパラメーター、単純&指数もパラメーター)
・5分足でRSIが30,70で逆張りエントリー(30,70をパラメーター)
・週末は、マーケットクローズ12時間前からオーダーしない。
・毎日、メンテナンス時間の1時間前からはオーダーしない。
・スプレッドが◯pips以上広いときはオーダーしない
これ、全部入れこんでも、とても簡単です。
実はどれもデフォルトで用意されているモノだけで対応できますし、普遍的な事実です。
◯難解なロジックとは…
・ヘッドアンドショルダーが発生したときにエントリー
必然的にネックラインの指定をしなければいけなくなります。
・何Pips以上の値下がりのあと、値上がりし、最高値がいくら以上
・その後、何Pips以上の値下がりのあと、最高値がいくら
・どこをヘッドとし、どこをショルダーとして指定するか
多くのインジケーターがユーザーが入力するようにしています。
EA作成段階でも、
「ここをヘッドとして、ここをショルダーとするんだ!」
「フィボナッチを用いて、損切り利確を入れるんだ!」
「フィボナッチに必要な最高値はここで最安値はここなんだ!」
ここまで入力させるEAであれば簡単に作れます。
しかし。。。販売するがいうのもいかがなものかと思いますが…。
そこまでやったらもはや金額指定してエントリーするのと対して変わりません。
普通に損切り利確いれて注文すれば良いのではないでしょうか…。
方法はありますが、【ポイントとって、出てきた数字を発注に流し込むというのはちょっと無駄があるかと思います。】
イメージをしてもらうと、
「運転が入っている、気温が低い、洗ってあることを目視で確認してボタンを押す、栓がしまっていたら、お風呂を沸かします」
こんなルールでお風呂を沸かすのであれば、「洗ってあることを目視で確認して」というルールは消しますよね???
→確認したときに湯沸かしすればいいんじゃない?的な
【方法はありますが、ポイントとって、出てきた数字を発注に流し込むという】というところまさにこれです。
やろうとしていることが、最後の最後の手間で、しかも機械に判断させるので、気温が低くないからお風呂沸かさない!というトラップもあるかもしれません。
プログラムが得意なのは、確固たる数字で処理を行うことです。
40度のお風呂を沸かす指示をしたら、38度から沸かそうとします。
40度になった瞬間にとまり、39.99度で再度沸かし始めます。
そしたら許容範囲を決めて、40度になるまで沸かして、39度になったら再度沸かすプログラムにします。
39度になったら40度まで沸かして、39.9度で追い焚きはしない、39度になって初めて追い焚きをする…。
見たらわかるでしょ?とか、こんなイメージで!
っていうのがプログラムにはとっても苦手です。
100万回計算してから出直してこいやー!
ってのは逆に得意です。
100万回は大げさですが、何度か計算させて、どこがヘッドでショルダーかを計算させるルールづくりをこちらでやらなければいけません。
それを複雑と表現しているのです。
簡単に指定したら思ってもいないことが起こります。
これを巷ではバグといいます。