Web開発者の仕事を取る!

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Web開発者の仕事を取る!

Web 開発者の仕事獲得を目指す場合、フリーランスにしても、企業に就職するにしてもあるコツがあります。そのコツとは?

誰が応募する?

最初に考えるのは、競争相手は誰かを知る事です。 競争相手はシンプルに言えば、Web 開発の仕事を探している人です。

当然ですが、この人たちは「Web 開発ができる人」という事です。意外にこの事が見落とされております。つまり、この人は

* HTML/CSS を書ける
* Javascript(Typescript)を書ける
* React や Vue などのフレームワークを使える
というのはほぼ全員ができると考えて間違いありません。 これに加えて、バックエンドの知識や経験なども持っている場合もあります。

そこで考えてみてください、「HTML/CSS ができる」「Javascript が書ける」「React や Vue などのフレームワークができる」は、応募する人のほぼ全員が主張できる事になります。

殆どのアピールは同じ

Web 開発の仕事に応募する人は、就職、フリーランスに関わらずアピールする場合、これらのスキルをアピールする事に目が行きがちになります。

つまり、ほぼ全員が同じ事をアピールするという事になります。 では、そのアピールの内容はどうなるかというと多くの人が使うのが「経験年数」を利用する場合が多くなります。「Web 開発 XX 年」というような表現を使う事が多くなります。

この表現は、経験年数が少ない人は使えません。それで、実績がないと不利と思ってしまいます。

ライバルに差をつける事!
以前もこの連載で書いていますが、ポイントは「ライバルとの差をアピールする」事です。 この時、他の人と違うポイントでアピールするのが重要です。

みんなが使う、経験年数以外の部分で戦う事が必要です。

では、自分の得意なポイントをどう見つけるかです。 「自分の得意なポイントを見つける」、これは実はかなり難しい事です。 というか、実際はやっているのですが、うまく行っていないというのが現状です。

つまり、みんなアピールしようとして工夫しているのは間違いありません。

これが、ポートフォリオもいい例です。「こんな Web 開発ができる」というのを見せることで違いをみせるという戦略です。この方向性は間違っていません。

効果的なアピールの方法は?
ところが、多くのポートフォリオは、何ができるかをアピールしているのですが、それが相手に届くかどうかは実は別の問題だという事です。

どういう事かというと、ポートフォリオを作る視点が「自分目線」の場合が非常に多いからです。

何が出来るかは重要ですが、相手が見たいものと一致している事が重要です。 効果的にアピールするためには、自分がアピールしたい物ではなく、相手が望んでいることをアピールするのが一番です。

したがって、ポイントは相手が望んでいる事を見つけ出してそれを、アピールするのが重要です。 相手が望んでいる事は、仕事の発注書や募集要項に必ず書かれています。まずは、この与えたれた情報を元に相手の知りたいこと、求めている事を見つけ出すことがライバルに差をつける秘訣です。

相手の知りたいこと、求めている事を自分の経験やスキルにうまく結びつけてアピールする事ができれば、ライバルとの違いを出すことが可能になります。これらの違いは、経験年数などの経歴に比べるとより魅力的で強いアピールになります。

まとめ
フリーランスで案件を獲得したり、就職活動を進める上で、ライバルをよく知ってライバルとの違いを上手くアピールする事でこうした活動を有利に進める事ができます。

アピールのポイントはどうしても、自分が主張したい事になりがちですが、実はその方法だとライバルと同じになる傾向が強くなります。仕事の発注元や、採用先により効果的にアピールするためには相手の興味が重要です。

相手の興味に焦点を当ててアピールする事で、他人との違いを演出できます。
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