お手紙vol.5 枯れたものの美しいこと

記事
コラム
【カウンセラーからのお手紙vol.5】

こんにちは。
私事ですが、今年に入ってから
おうち時間が推奨されているということも相まってか、
自宅にお花を飾る機会が増えたんですよね。

同じような方、いらっしゃるでしょうか。
スーパーやホームセンターの一角にあるお花屋さんで
300円前後で売られている一輪か二輪を購入することが多いです。

冬は観葉植物、春になる頃には
チューリップを球根から育ててみたりもしたのですが。
なかなか鉢植えは今の私には難しかったです。

そういったお花もそうですが
特に自然と目に入る位置、
テーブルの上などに生花を飾ると、
時間の流れをいつもに増して感じます。


あっというまに枯れちゃいますからね。


みなさまは枯れた花はどうしているのでしょうか?
最近はお洒落な方のお部屋にドライフラワーが飾られている写真をよく見るのですが。
あれは、ドライフラワーというものを購入しているのでしょうか?
それとも枯れたお花なのか・・・??

うんーわからないな

私は、枯れたお花に対して
「短い間だったけどありがとうね」と
ゴミ箱へポイと捨てることもあれば
ドライフラワーの状態にして
完全なる褐色になっても飾り続けることもあります。


今は、先週購入し、一週間癒してくれた
ランが枯れ始めるのを見つめています。

しっとりと潤いのあった花弁は
シワシワと乾燥しています。
みずみずしく大きく弾けていた全体も
色あせ縮こまっています。

なんだろう。

「枯れたら枯れたで、
それはそれでよいかな。」

という今の自分の心境に合わせて
て飾り続けています。

枯れたお花のお話でした。
おしまいおしまい。




では、お花と彩りと、枯れた切なさのある日々に感謝しつつ

失礼いたします。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す