来年、日本で赤いオーロラが観測され、スマホが使用不能に

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   NICT(情報通信研究機構)によれば今年か来年、大規模な太陽フレアが起こり日本で大規模な通信障害や長時間停電が起こる可能性が高いという。 
   太陽フレアとは太陽の超高温の爆発であり、強力なプラズマガスと電磁波が発生する現象である。
   通常、太陽のプラズマガスは地球の大気に触れた時に磁気の関係で北極や南極でオーロラになるが、大規模なプラズマガスが発生した場合は低緯度の日本でも赤いオーロラを観測することが出来るようになるという。
 そして、その時には同時に大量の電磁波が日本に降りそそぎ、スマホ、カーナビ、警察通信、防災通信、鉄道無線、タクシー無線、航空通信、衛星通信、電力供給などに大規模な障害を与えてしまうという。
 つまり日本で赤いオーロラが見えたら、スマホもカーナビも使えず、警察、消防にも電話がつながらず、飛行機も電車もタクシーもバスも止まってしまい、大規模停電が襲いかかってくる可能性が高いのだ。
 事実、1989年には太陽フレアによりカナダケベック州では9時間の大規模停電が起こり、2022年には40基もの通信衛星が墜落したという。
 日本では江戸時代の1770年7月28日に赤いオーロラが見えたという古文書が東北から九州のいたるところで発見されている。その当時であれば特に心配はなかっただろうが大規模な通信、電力を使っている現代では大惨事になる可能性がある。
 救いがあるとすれば、太陽は27日かけて自転しているため、地球に向かって太陽フレアが起こらない可能性もわずかながらあるということだ。
 大規模な太陽フレアが地球に向かってこないことを祈るばかりある。

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