シンプルという捉え方

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コラム
Excel作業代行を出品している
ミクエルです。
人生ではじめてブログを書きます。

Excelの機能も充実し便利になりましたね。
その分覚えなければならない事も
多くなり、ついていけるか
不安を感じる今日この頃です。

先日とある依頼で、
「極力シンプル仕様で」というご相談を受けました。

処理対象のファイルを送っていただき、確認したところ
「マクロなしで出来そうだな」
「テーブルとピボットを使用して、スライサーも…」などと構想しながら制作し、サンプルをお渡ししました。

ドキドキしながら返信を待っていると
依頼者様より
「詳細に作り込まれていて大変便利ですが、もっとシンプルでいいかも」
とのお返事を頂きました。


シンプル…


テーブルとピボットを関連付けて処理はボタン一個で集計できるのに
更にシンプルに???


私は悩みました。

これ以上、どこを削ろうか、、、

間もなくしてメッセージが届き
「なんというか、直感的なわかりやすさがいいのですが。説明が上手くできず
すみません。」と。

(イヤイヤこちらこそすみません
理解力不足ですみません 汗)

など思いながら、DMで質問やり取りを
重ねていきます。

やり取りをしながら

直感的…

つまり、初めて見た人でもココアソコを入力すればいいんだな。
と、わかるように入力するセルに色を付けたり、テーブルとかピボットとか
消しちゃって
自分が社会人になってExcelで業務をやり始めた頃を思い返して。
なんなら、Excelの最新機能や便利機能など一切入れてない仕様で
サンプルを制作し再送しました。

間もなく返信があり、
「いい感じです!だいぶ良くなりました」

キタ!
こういう感じでいいんだ!

という事で何回かサンプルのやり取りと
細かい調整をし無事納品できました。

私はこれまで
Excelの機能を余すことなく盛り込みマクロで自動化(効率化)=シンプル
という考え方で固まってしまっていたようです。

人の捉え方で「シンプル」の形は変わってくる。
使いこなせないほどの機能を無理して使う必要はなく
Excelの原型のみでもお役に立てる。

そういえば、自分の出品特徴に
シンプル仕様にします」と書いてあるのに
いつの間にか複雑に考えるようになってしまってたなと。

一度原点に返ってみるのも大事。
そんな事を改めて実感したご依頼内容でした。









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