「強く、積極的な人」は、失敗する!?

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「離為火 四爻(りいか よんこう)」

は、易経の中で「火」を象徴する卦で、
この四爻は特に「火」や「太陽」の要素が強調されています。

突如として動いてしまい、
その結果、失敗し、焼かれて死んでしまい、
最後には捨てられる。

という出来事が描かれています。

普通なら様子を見ながら動くべき時期なのに、

突然行動し、
その結果として災難に見舞われるという事ですね。

この四爻は「火」の性質が激しく、

陽剛不正であるため、
正しい方向に進むことができないと示唆しています。

具体的には、火が暴れるように、
計画が破綻し、結果として命を絶たれ、

放置されるという悲劇が起こります。

例えば、ビジネスやプロジェクトにおいて、
慎重に計画を立てずに急いで進むことがあるかもしれません。

その結果、失敗し、
その影響で仕事やプランが放置されることがあります。

この四爻を理解することで、
慎重な計画と行動が重要であることを学びます。

無理に急いで進むよりも、
慎重に検討し、計画を立て、

着実に進む方が成功への道を築くことができるのです。

この四爻は「火」の特性を理解し、

その性質に合わせて
適切に行動する必要があると述べています。

暴烈な性質を持つ「火」が、
無理に進む事で災難を引き起こすことがありますが、

適切な使い方をすることで
良い結果を生むこともできると言及しています。

この掛が出た場合、
無視をして自分の思うままに進めば災難に遭うでしょう。

これを良いチャンスとして、
軌道修正し、

計画的に物事を進めれば、逆に良い方向に進んで行くでしょう。

今日も良い一日をお過ごしください。

※「陽剛不正」(ようごうふせい)

1.陽剛(ようごう)

陽(よう)は陰陽思想において陽性や積極性を表し、

剛(ごう)は強さや硬さを指します。

したがって、「陽剛」は強く、
積極的な性質を指します。

不正(ふせい)

不正は正しさや適切さを欠いている状態を指します。
ここでは、バランスが取れておらず、
過度に強くて調和が崩れているという意味合いがあります。

合わせて、「陽剛不正」は、

強くて積極的な性質が適切でない方向に向かっている、
あるいは調和が欠けている状態を表現しています。

これは易経の理念や哲学に基づいた表現であり、バランスが大切であるという教えを含んでいます。
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