【文字起こし】起こし方の種類と用途別の起こし方

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ビジネス・マーケティング

3種類の起こし方

文字起こしには大きく3つの種類があります。

1.素起こし
聞いたまま起こします。
「あのー」「えーと」などのケバや、噛んだ部分なども忠実に起こします。
読みづらいので、オーダーは少ない種類です。
作業時間が多めにかかるので、料金は高くなります。
例:
「あの、私、タナカと、も、も、申しまして、あの、よ、よ、よろしくお願いします、か、か、株式会社●●の営業担当です」

2、ケバ取り
「あのー」「えーと」など、ケバを省きます。
料金は一番安く、大半のオーダーがケバ取りとなっています。
例:
「私、タナカと申しまして、よろしくお願いします。株式会社●●の営業担当です」

3、整文
読みやすいよう、文章を整えます。
起こしたあとに整える作業が入るので、料金は高くなります。
例:
「私は株式会社●●の営業担当、タナカと申します。よろしくお願いします」


用途別のオーダー

用途や希望によって適した起こし方は違ってきます。

1.記事化用(ケバ取りor整文)
ケバ取りが通常ですが、場合によっては整文、さらには編集のオーダーもあります。
整文、編集の場合、内容によって金額が変わります。
私のサービスでは金額は明示せず、交渉で決めています。

2.自身の勉強用(ケバ取りor整文)
こちらもケバ取りが大半ですが、整文のオーダーもあります。
整文のほうが適していますが、料金が高くなるのが嫌な場合、その旨お伝えいただければ、ケバ取りの料金で軽く整えることはしております。

3.研究用(素起こしorケバ取り)
本格的な研究の場合、素起こしでのオーダーもありますが、内容が把握できれば十分という場合はケバ取りでのオーダーもあります。

4.証拠用(素起こしorケバ取り)
弁護士に相談、もしくは公的機関等に提出するなどの場合です。
専門家等に相談する、自分で確認するのみで内容が把握できれば良いという場合はケバ取りで十分です。
公的機関に提出する前提の場合は素起こしが良いとされています。
反訳書の作成の場合、タイムスタンプ、連番等が必要になることがあります。
公的機関に提出する前提の場合、専門家のアドバイスを受ける、ご自身で確認する等、きちんとチェックすることをおすすめいたします。

5、記録用(ケバ取りor整文)
議事録などです。
大半はケバ取り、希望によっては整文、さらに特定のフォーマットへの入力のオーダーもあります。

6、字幕用(ケバ取り)
YouTube等のテロップ用のものです。
「1行●●字」まで等と指定される場合があります。
例:
こんにちは
●●チャンネルの●●です
今日は●●についてお話いたします
よろしくお願いいたします


意外と幅が広い文字起こしという仕事

大きく分ければ起こし方は3種類ですが、用途によっていろいろな起こし方があります。
ケバ取りでも「あのー」など、通常は削るワードですが、臨場感を残したいというオーダーがあれば残す場合もあります。
整文では軽く整えるのみだったり、そのまま公開できるレベルまで整える場合など、希望によって起こし方が変わってきます。
希望があればお伝えいただければオプションで柔軟に対応しております。


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