Googleで「指定職種_求人」と検索した際の求人枠に求人情報を表示させるにはどうしたらいいのだろう?
例)
WEBデザイナー_求人
私が運用するWordPressサイトで実際に表示させた方法を紹介します。
なお私の場合ですと求人ページを作成した10時間後には「指定職種_指定地域_求人」と検索すると表示されました。
実装する前に必要なこと
大前提にGoogleが提供しているサーチコンソールに運用サイトを登録している必要があります。
次にこちらもGoogleが提供しているクラウドプラットフォームにサービスアカウントを作成し、「Indexing API」という機能を使用できるようにする必要があります。
以下、「Indexing API」機能を使用するまでの登録方法です。
Google Cloud Platformにアクセスする
「Google Cloud Platform」と検索すれば、ヒットしますのでアクセスしてください。
アクセス後、利用規約に同意してください。
同意したらナビゲーションメニューにある「IAMと管理」→「サービスアカウント」をクリックしてください。
「プロジェクトを作成」をクリック、新しいプロジェクトを作ってください。
プロジェクト名は任意でOKです。
プロジェクトが作成されるとサービスアカウント一覧ページに移動されます。
「サービスアカウントを作成」をクリックしてください。
サービスアカウントを作成する
各項目を入力し、サービスアカウントを作成してください。
入力はすべて任意でOKです。
サービスアカウントの権限を設定してください。
「ユーザーにこのサービスアカウントへのアクセスを許可」というページはとりあえず空白のまま「完了」で大丈夫です。
サービスアカウント一覧ページから作成したサービスアカウントのメールアドレスを控えておいてください。
(後ほどサーチコンソールでこちらのメールアドレスを使うため)
キーを作成する
サービスアカウント一覧ページから先ほど作成したサービスアカウントの操作で「鍵を作成」をクリックしてください。
キーのタイプ「JSON」を選択し、作成してください。
作成されたファイルを保存してください。
Google Cloud Platformの設定は以上で完了です。
サーチコンソールでサイト所有者の確認を追加する
続いてサーチコンソールにアクセスし、「設定」→「ユーザーと権限」をクリックしてください。
ユーザーの右端ボタンから「プロパティ所有者の管理」をクリックしてください。
ウェブマスターセントラルにページ移動されます。
サイト所有者を追加に先ほどのサービスアカウントに記載されたメールアドレスを入力、設定してください。
サーチコンソールの設定は以上で完了です。
アクセストークンを取得する【WordPress】
アクセストークンの取得方法は運営しているサイト環境により異なります。
私が運用するサイトはWordPressで構築しておりますので、プラグインで設定しました。
インストールしたプラグインは「Instant Indexing」
Google Cloud Platformで作成したサービスアカウントで保存したJSONファイルをアップロードするだけで「Googleしごと検索」が利用できます。
WordPressのプラグインを追加で「Instant Indexing」と検索すれば、ヒットしますのでインストールしてください。
構造化データを作成する【WordPress】
「Googleしごと検索」に表示させるには、Googleのガイドラインに従った構造化データを作成する必要があります。
こちらも前述と同じで、プラグインで設定しました。
インストールしたプラグインは「VK Google Job Posting Manager」
こちらプラグインは専用フォームに求人情報を入力するだけで構造化データにしてくれます。
WordPressのプラグインを追加で「VK Google Job Posting Manager」と検索すれば、ヒットしますのでインストールしてください。
求人枠に求人情報が表示
以上で求人枠に求人情報が表示されました。
Googleしごと検索に表示されることによる優位性について
正直な印象としてはGoogleしごと検索(Google for Jobs)が日本で展開されたのは2019年1月と歴史が浅いサービスだからなのか、現段階ですと表示される情報とユーザーが求めている情報がまだ一致していないようには感じました。
とはいえ、掲載料がかかるわけではありませんので、登録しないよりは登録したほうが良いことには間違いありません。
自社サイトの求人ページでまだ登録されていない方は登録することをオススメします(´・ω・`)