【ココナラ初心者向け】ゴールド会員になるまでにしたこと4つ

( ココナラを始めたけど、ライバルが多すぎで埋もれてしまう… )

(( サービスには自信があるのに、どうやったら見てもらえるのだろうか？ ))

\\\ とりあえず最初の1件をとりたい！///

ココナラを始めて半年くらいはまーったく依頼が来ず、いつもそんなことを考えていました。デザイナーとして働いていたので実績はあったのですが、権利は前職のもの。ほぼ掲載できないので、1からのリスタートです。

そんな私が初案件を受注し、その後ゴールド会員になるまでの4ヶ月間にした試行錯誤のプロセスをご紹介します。

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1.自分に似てる人・目標にする人を探す

◉ 誰のためにどんなサービスを提供するのかイメージする

　私は飲食関係のデザインをする前、不動産のPRデザインを製作していました。なので間取りのトレースや地図製作のスピードには結構自信があるのですが、ココナラではやっていませんし実績にも一切載せていません。自分じゃなくてもできる仕事は価格競争になってしまいますし、私がやりたいこととは少しズレていたからです。

　ココナラを始める時「やりたいこと × 得意なこと」をサービスにすると決めました。私の場合は「 食 × デザイン 」です。個人経営のカフェやベーカリー・キッチンカー向けに、ロゴやメニュー・パッケージを提供するという軸があります。「本当はデザイナーに頼みたいけど、誰に頼んだらいいかわからないから、とりあえず手作りで」ってなってしまっている方を想定しています。

◉ ライバルを見つけてお気に入り登録する

　方向性をしっかり決めたら自分好みのデザイナーを探す感覚で、ライバルとなるサービスのリサーチをしました。最初はpro認定の方を見て「すごい！かなわん！諦めよう…」と挫折しそうになりますが（早っ）、ずーっと見ていくうちに「私がやりたいことと似てるな」とか、単純に「可愛い！」と思えるデザイナーさんが見つかります。その人のサービスをメモ感覚で「お気に入り」登録していきました。

◉ 出品ページ・プロフィールの見せ方を学ぶ

　まず目から鱗がこぼれ落ちたのは、架空イベントの広告をデザインしてポートフォリオを組んでらっしゃる方がいて、何も実績にこだわらなくていいんだと気付かされたこと。そんなこと？と思うかもしれませんが、過去の実績に囚われていた自分にハッとしました…。デザイナーとして出版社で製作してきた過去の実績（もはや執着！）を一旦切り離して、やりたいことをやる。そう決めたら、挑戦者としてとてもラクになれたのです。（もちろんアピールできる実績は、どんどんアピールするべきです）

　さらに人気の方を研究すると目に留まるバナーはシンプルで一目で何かわかる画像になっていましたし、埋もれないためには背景色で個性を出すことも大切だということがわかりました。

◉ 自分の値ごろ感をつかむ

　最初価格をどうやって決めたらいいのか、迷いますよね。安売りせず、来たらラッキーくらいで強気で攻めるのもいいと思います。でも自分を試したいと思ったら、適正価格を探る必要があります。ココナラは価格が変更できるので、最安値から始めるのもいいかもしれません。私は率直にいいなって思ったサービスの価格を参考に決めました。

2.得意分野の未開拓地を探す

◉ リスク0！置いとくだけでもいいから出品する

　まずお伝えしたいのは出品するのはタダなので、とにかく出品してみるということです。初めてココナラを知った時、便利だなと思った反面「安売りしたくないし、本当に見てくれる人いるんだろうか？」「顔も見たことないお客さんと、コミュニケーションはうまく取れるのだろうか？不安。」などと屁理屈を並べて、登録すらしませんでした。その時の自分に言いたい…登録だけでもしとけ、と。資金0・リスク0で始められるビジネスってなかなかないです。別に売れなくてもいいやくらいの感覚で出品してみたらいいです。サービスは何点か出品することをオススメします。いくつか出品すると分かることがあるからです。（その詳細は後ほど…）

◉ ココナラを始めて半年くらいは音沙汰ナシでした

　はい、その通りです。ココナラを始めて初受注まで、半年かかっています。

その間何をしたかというと、ほぼ何もしてません。放置です。特にプロフィールをいじったりすることもなく、たまーに開いて、案件来ないかなぁ〜…と思っていました。思ってただけで行動せずです。リアルでしょ？笑。

◉ サービスによってお気に入りの数に明らかな差が出てくる

　ただこんな状況でも変化がありました。お気に入りの数がぽちぽち増えていき、その数はサービスによって明らかに差が出て来ます。私が出品したのはロゴ・バナー製作・パッケージラベル・チラシの4点。このサービスの中でパッケージラベルだけが突出して増えていることに気づきました。

◉ テイストやクオリティは同じなのになぜ？

　製作者はすべて私ですからクオリティは変わりませんし、テイストも大幅には変わりません。ただ明らかにお気に入りの差が広がっていくので、サービス自体を見直しました。自分の出品ページではなく、検索やランキングから自分のサービスを見てみたのです。するとロゴはそもそも出品者が多く、パッケージは桁が違うくらい少ないことに気付きました。

◉ ロゴや名刺、チラシは激戦区！オリジナルのサービスを考える

　2021/6/10現在、ロゴ出品数は4,535件あります。ここから私を見つけてもらうなんて、そりゃもう無謀です。バナーは3,016件、チラシも2,000件超えてるんですね。こりゃ埋もれるわ、と。それに代わってパッケージは187件。少なっ！その中だったら戦えるかもしれないと思わせてくれる数です。そこでパッケージ以外のサービスを消去して、パッケージに特化したページに変更しました（今は復活しています）。その時、新しく帯紙デザインのサービスを追加しました。今も私の人気商品はラベルと帯紙のパッケージ系です。

　そもそもできる人が少ない領域は狙い目です。今だったらカタログ・パンフレットのデザインも狙い目だと思います。そこにあなただけのオリジナリティやわかりやすさをプラスしてみてください。どうやって見つけてもらうかって考えた時「クオリティは急に上がらないんで価格を下げるしかない！」と思ってみんなが価格を誰よりも下げると、そのサービスは価格破壊が起きてしまいます。

◉ ついに、、、1件受注する

　メッセージから初めての見積もり相談がありました。パッケージラベルのご依頼です。カフェのオーナーから、テイクアウトBOXに貼るラベルをお願いしたいと。まさに私がターゲットにしていた個人経営のカフェでした。この時の感想は「見てくれてる人いるんだ（驚）」でした笑。ポートフォリオを見てメッセージをくれたとのこと。心の中で小躍りしていたと思います。この後購入してくださり、無事初納品を終えました。

3.勝ち目があったら、トライするのもアリ！

◉ 応募してみる

　「待ってるだけじゃ時間がかかり過ぎるな。もっと実績が欲しい！」と思った私は「公開依頼への提案」なるものを見つけます。公募というのは選ばれなければ収入はゼロ。私は謎にプライドが高く（ここまで読んでくれた方はお気づきかもしれませんが）「ボランティアはしたくない」と思っていたので、公募はいつも避けていました。そんな中、私の目に飛び込んできたのが「ハチミツカステラのパッケージラベルデザイン」の募集です。