たまにですが、夜、夢のようにあちこち様子を見に行きます。
行く場所をいつ決めているのかわかりませんが・・・
その準備ができると目的地は既に決まっていて、迷わずそこに飛んでいきます。
ある日の晩は、山の谷間を抜けて、分厚いコンクリートをすり抜けて、ダムの中に行きました。
夜なので、ダムの中は薄暗いです。
月明りだけが唯一の灯です。
地上から・・・約18階分くらいの高さでしょうか。
私は上部から、下の方を見ると、1人の人らしき人が掃除をしていました。
でも、時間的にも、いる場所を見ても・・・人ではない。
ダムの精霊です。
黙々と掃除をしていますが、どこか悲しげ。
私は黙って上から精霊が働く様子を見ていました。
どのくらい見ていたでしょうか。
掃除がひと通り終わったようで、精霊はコンクリートの窓枠のような場所から外に出ていきました。
たぶん・・・あの精霊はこのダムに戻ってこない。
それから数日の後、ある山奥にあるダムの機能停止するニュースを見ました。
あのくらい大きなものですから、実際にそうなったのかはわかりませんが・・・廃墟になることはあるんでしょうかね。
だから、あの精霊も最後の掃除をして、ダムを去ったんだと思いました。
「人が利用している建物には、必ず精霊がいる」
と言われています。
そして、人が利用しない建物からは精霊も去ります。
人基準で考えたらそうなのかもしれません。
本当は逆なのかも?
精霊がいるから、人が住めるのかもしれません。
精霊がいる場所は、プラスαの作用があるようです。
職場なら・・・有難い存在かもしれませんね。
私は、精霊などにお呼ばれすることがあります。
そんな体験が他にもあるので、次の機会にまた書いてみようと思います。