ドラッグ・ハイになるか?・ローになるか??

記事
コラム
もちろん違法ドラックをやった事はありませんが、同じような経験があるのです。
僕は喘息持ちで、子供の頃、喘息が原因で死の淵をさまよった事もあります。

それで飲んでいたのが喘息の薬です。
当時の喘息の薬には、麻薬の成分に近い物が入っていたらしく、飲むとハイの状態になるのです。

ハイの状態を説明すると、通常の3倍ぐらい元気になり、普段億劫な事が、迷いなしに行動出来でき。1日中部屋の掃除をしてもまだ元気!
周りのみんながバカに見えます。
あとで、考えてみるとどんな根拠で自分が頭が良いか思い出せないのですが、とにかく、みんながバカに見えるのです。

お酒に酔ってえばり出す人っていますよね。それに似ているかもしれません。気持ちが大きくなり、自分に自信が持てる。

今考えてみれは、ハイ状態は正常な思考ではなく、周囲の事、世間体の事、親の事、など、普通に考慮に入れる事を全部すっ飛ばして、考えているので、頭が良くなったのではなく、心配が出来ないほどバカになってる状態だったんですね。

それから、ローの経験も。
ぼくは池袋と東中野でビデオ屋の店長をやっていたんです。
店員はロッカーとかパンクが多かったので流れている曲はそんな感じ。
その店員の中で、サイケデリックミュージックやノイズミュージックを掛けるバイトがいまして、とにかく、和音やリズムに一定性がなく、聞いていると気持ち悪くなるんです。平行感覚を無くしていく感じです。

でもしかし、それを聞き続けていると気持ちよくなるんです。

なぜか?それは、普段悩んでいる事、憂鬱な事を考える余裕が頭の中になくなるからなんです。
何て言うか毒を持って毒を制すというか???
段々自分がサイケデリックミュージックと共鳴していくのを感じ。
最後には流れているのが分からなくなるまでに、進みます。
空気の様な存在で、音が切れると、途端にものすごく寂しくなります。
音楽を聞きっぱなしの人っていますよね。それも、そんな感じだと思います。

今回はハイローの疑似体験をした僕がその、ハイロー状態を説明してみました。いかがだったでしょうか?
本日はお読みくださりありがとうございます。
また、ここでお会いしましょう。

◆小久保ビデオ イラストレーター・漫画家
本日のイラスト「I love bike!」
四角バイク.jpg



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す