YouTube関連動画アルゴリズムの特徴

YouTube関連動画（以下、関連動画）は、YouTube検索と異なり、動画同士の情報的関連性と視聴動向を重視しています。

例えば、ペット犬に関するYouTube動画の関連動画には、ペット犬について触れている別の動画が表示されます。しかし関連動画の表示は、最近のアルゴリズムの変更に伴って、より幅広いテーマに関する動画を表示するようになりました。

すなわち、関連動画に、より広いユーザーへリーチできるようになったのです。例えば、ペット犬動画の場合、様々な犬の様子だけでなく、例えば犬だけでなく、ペットネコの様子や、ペットのオウム動画、英語視聴履歴があれば、海外の犬動画なども、関連動画として紹介されます。

これは視聴者のテーマとして関連性がある動画をより多く表示することでリーチできるユーザー幅が広がったのです。

上のサービスは、日本語のコメントを加えることで、その動画の関連性をさらに広げることができます。もちろん当初の日本語コメントは、ユーザーが作成する意味で、フェイクかもしれません（YouTubeは認識していませんが）が、それに他の視聴者が「いいね！」を入れることで、関連性ができることになります。

そして、仮にその視聴者やその関連先に広く、コメント先の動画を関連づける事ができるのです。ここで、関連性アルゴリズムを逆に利用して、網の目のように動画表示や視聴可能性を高めることができます。

もしコメント関連先の動画が表示回数や視聴者数の多い、いわゆる影響力ある動画であれば、より強く関連性を結びつけることができます。

それにはユーザーは、テーマを強く意識して、動画を投稿する必要があります。共通のテーマでくくられた動画であれば、視聴者がその動画を気に入ることで、さらに視聴を連続させ、さらには視聴登録へとつなげることができるのです。