日本脳科学関連学会連合の紹介

記事
コラム
2012年7月 日本脳科学関連学会連合が発足していました。
日本脳科学関連学会連合は、いろいろな提言をしていました。
概要
日本脳科学関連学会連合は、我が国の脳科学の基礎・臨床研究者を代表し、脳科学の発展ならびに普及を通して社会に貢献することを目的として、国内の基礎・臨床脳科学関連19学会によって設立されました。本連合は、学協会活動に関する情報連絡の便宜を図るとともに、必要に応じて脳科学コミュニティの意見を集約し、政府や国民、学協会等に対して積極的に意見を表明していきます。
例えば、
緊急提言:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に係るメンタルヘルス危機とその脳科学に基づく対策の必要性(2020年6月)

提言: 臨床試験に資する精神・神経疾患データべース構築と人工知能を用いた診断補助・ビッグデータ解析に関する産学官連携の提言(2020年4月)
などの提言をしていました。
2023年1月1日 日本脳科学関連学会連合 代表 高橋 良輔氏の新任挨拶の抜粋
さて、脳科連の概要と目的はホームページで以下のように紹介されています。「我が国の脳科学の基礎・臨床研究者を代表し、脳科学の発展ならびに普及を通して社会に貢献することを目的として、国内の基礎・臨床脳科学関連19学会によって設立されました。本連合は、学協会活動に関する情報連絡の便宜を図るとともに、必要に応じて脳科学コミュニティの意見を集約し、政府や国民、学協会等に対して積極的に意見を表明していきます。」すなわち脳科学界の意見を集約して力強い声として世間に訴えていくことが脳科連の課せられた最も重要なミッションです。
現在は会員学会が30に増え、それに伴う活動も大変活発になっております。伊佐正先生が代表を務められた2020年から2022年は大きな変革の時期でした。事務局をボランティアで引き受けていただいていた理研から(公財)農学会に委託することになりました。また産学連携を推進する目的で産学連携諮問委員会(池田和隆委員長)が設立され、26もの企業・団体が連携法人会員に加わっていただきました。学界と企業が連携して脳科学界の共通の研究推進のビジョンを国や研究費配分機関に訴える体制が整ったことは画期的です。
今後も健全なアカデミアと企業の関係を保ちながら、我が国における基礎脳科学の発展と、精神・神経疾患の克服に向けた脳科学研究の推進に脳科連が大きな役割を果たせるよう、努力してまいります。会員学会、連携法人会員の先生方のご支援、ご指導を何卒よろしくお願い申し上げます。

 過去に、文部科学省の脳科学委員会を傍聴したことがあります。傍聴はメールで参加申請を行えば、傍聴できました。公開の委員会は傍聴できるものがあります。全国から研究者が集まり議論していました。傍聴した理由は、直接傍聴した方が議論の内容理解が深まると考えたからです。
 最近は、脳科学研究の予算が削減の方向にありました。
 日本脳科学関連学会連合のような脳科学関連学会が集まり、脳科学将来構想委員会を立ち上げて、定期的に脳科学の将来構想を検討しています。
 脳科学に興味があれば、ホームページを確認してみてください。


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