私は25歳の時、転職をした。
この転職が失敗だったことは明確な事実。
なぜ失敗?
それは、当時、新卒で入社した大手旅行会社を『給料が安い』『面白くない』と思い続け、転職活動をスタートした。
転職サイトに登録し、給料がよく、格好の良い企業(外資系)をピックアップし、面接を受けにいった。
若さと入社から3年の営業成績をアピールし、無事に内定。そして、転職をした。
もともと、旅行会社で働きたいという強い想い(中学生の時からの憧れ)を持って就職していた。にもかかわらず、転職した先は、興味もない、ただ給料と格好良さが際立っていただけの企業。
そこで営業を始めたが、最初は新鮮さと給料の良さに満足していたが、徐々に満足しない自分が出始めた。
理由は、営業において自分の強みである、『発想力』『創り出す力』を活用できる場面が少なかったから。旅行とは違い、モノを売るメーカーだったため、なかなか発想力や、ゼロから作り出す企画力を活かせなかったのだ。
そして、結論は再度転職。
結局、自己分析を徹底的に実施し、旅行会社への気持ちが強いことに気が付いた。自分の心の声は、ゼロから作り出し、人を喜ばせ、影響を与えることを仕事としてしたい!ということだった。
新卒で入社した企業へ、出戻り転職だ。
ここで、学んだことは2点。
①転職の仕方
現企業から逃げるような転職は絶対に失敗する
②価値観の重要性
職探しにおける、自分の芯=価値観はかなり重要
この2点は転職に悩む人に伝えたい。
転職ありきの考え方ではなく、『現職での最適化を探究する』ことと、
『転職』の2軸で考えることが重要だ。
是非とも、この考えを広めていきたい。