勉強嫌いが原因で中学3年生の時に学習塾に通うのを辞め、極真空手を習い始める。19歳からテコンドーを習い始め公式戦を含む数々の大会に上位入賞。将来はテコンドー指導者として独立したいと思うがこれが人生を狂わせる。
テコンドーを軸としての生活を選んだが故にまともに職に就けずテコンドー道場経営も軌道に乗らず気がつけば20代半ばで自身の社会的価値がゼロ。1年間ホームレスと一緒に派遣作業員をしていたことも。一度、テコンドーを離れ大手ハウスメーカーの専属工務店に就職。後に建築のリペア職人に転職。
諦めきれず会社に内緒で2010年、ライフワークとして再びテコンドー道場を設立。しかし道場経営はいくら頑張っても軌道に乗らず10年間、生徒が入っては辞めるをただくり返すだけで全く繁盛せず、ついには道場内の人間関係が原因で長年育て上げた主力選手をほぼ全員失う。
悪循環の根源は自分にあることに気づき...