私は現在8歳の子供を持つママです。妊娠前は大手企業でバリバリ働き、健康でポジティブな方だったのでうつとは無縁だと思っていましたが、出産後から「産後うつ」に悩まされ、試行錯誤の末、その暗いトンネルから脱出した一人です。
当時は全く「産後うつ」という言葉自体知られておらず、お姑さんから「どんなに探しても情報がみつからないのだけど、本当にそんなものがあるの?」と言われたほどです。
最近になって、少しは「産後うつ」という言葉が知られるようになってきましたが、まだまだ情報や支援が十分ではなく、「母親としての自覚が足りない」「母親だからしっかりして」等と片付けられ、その辛さを周りに理解してもらえていないのが現状です。
早期発見、迅速かつ適切な対処が必要にもかかわらず、私も長引かせることになってしまいました。
「産後うつ」は誰がなってもおかしくなく、ホルモンや環境の変化によるもので、あなたのせいではありません。
また、自分に合った方法で適切に対処すれば、改善していくものだと確信しています。
暗いトンネルには終わりがあります。なので安心してください。
特に一番効果があると思うのは、とにかくまず「休む」ことです。
とはいえ、子供を抱えて、ワンオペ育児等、なかなかできないから辛いですよね。
そこで私の実体験や知っている情報を以下の内容にまとめてみました。
その1 産後うつとは?
その2 私の実体験
その3 体の回復編
その4 心の回復編
その5 ハッピー子育て編
まずはこれならできそうだと思ったことから実践してみてください。
「産後うつ」は、周りの理解も大切だと感じていますので、是非ご家族にも読んでいただきたい内容となっています。
2018年9月、国立成育医療研究センターが深刻なデータを発表しました。2年間で92人。2年間に自ら命を絶った、出産後1年未満の母親の人数です!そして7~10人に1人は産後うつを経験していると言われいます。
救える命があったはず…と思うと、少しでも自分が貢献できることがあるのではと思い、今まで思い出すのも辛かったので、このような情報をまとめることができませんでしたが、今回心を込めてまとめました。
この体験談を読んで、あなたに「自分だけじゃなかった」と安心していただき、苦しいトンネルを抜ける道しるべになればと願っています。
産後うつは本当に辛いものです。私が一番苦しかったのは「孤独」でした。現在苦しんでいる人が少しでも楽になってほしいという思いから今回作成致しました。お役に立てれば本当に嬉しいです。
ぜひ、試してみてください。