みなさんの夢の内容を分析します。夢にはみなさんが「本当はどうしたいか」が表現されています。それだけのことか、とお思いでしょうか?しかし人は、容易に自分を知ることはできません。
自分とはどこかに探しに行くものではありません。みなさんにとって、ほかの誰よりも身近な存在です。しかし人は、その誰よりも身近な存在を見失います。
ちょうど鏡を通して初めて自分の姿を確認できるように、人は自分を知るための鏡を必要とします。夢の分析は無数にある鏡のうちの一つにすぎませんが、そこに写る本当の自分を知ることで、みなさんが少しでも素直な気持ちで生きることができるようにお手伝いをさせてもらえれば幸いです。
対面によらず(あるいは対面によっても)相手の事情を知り尽くすことは難しいですが、限られた条件の中で、みなさん一人ひとりにとっての「本当の自分」を浮き彫りにできるように、集中力を限界まで研ぎ澄まして分析します。
夢はそれを見ている最中にも歪められるし、覚醒時にそれを語ることによっても歪められることがあります。しかし、歪められた部分まで含めて、夢について語られた言葉すべてが解釈の対象です。
ですから、みなさんは自由に思い浮かんだことを書いてください。ただし、飽くまでも夢の内容とその夢に関係すると思われることのみ、です。