施設や建物・構造物などの管理に現況図ほ必要不可欠なものです。
また、既設の改修工事や定期点検・整備に改修図や仮設図は必要です。
その他、製品の設計図、道路案内図など図面はいろいろ所で必要とされるものです。
施設や建築物などの新築するときは設計事務所なり工務店などがCADで図面を描いて資料として完成図面(CADソフトを含む場合もあり)を発注者である管理者に提出します。
その資料をもとに管理や修理や点検などを行います。
いまはちょっとした商用施設でも電気施設や非常設備などの定期点検が義務付けられており、そのために必要となる図面も管理者から点検者に提供しなければなりません。
点検者もその図面をもとに点検用の図面の作成をする場合もあります。
施設の老朽化に伴う更新・改良などもあります。
そこで問題になるのが図面の修正や管理です。
そのためにCADの図面を修正することは困難な場合が多いのです。
大規模な改修で設備屋さん(または設計事務所)がCADの図面を修正または書き直してくれるということでもない限り困難です。
CADの一般的な問題としては
・CADのソフトの種類が多くあり、その使い方、操作のやり方が違う。
・施工業(または設計事務所)が提出するCADソフトは提出者ごとに異なる場合がある。
・管理者としてCADを使える担当を配置することが難しい。
そこで現実的な対応として、紙の図面にペンで書き加えて対応します。
一時的な対応はできますが、資料が残らないとか毎回作り直さなければならないといった問題があります。
それらの問題を解決する方法として、エクセルを使うということです。
エクセルには、表計算以外にいろいろな機能があります。
その中の図を描く方法を使うのですが、単純に図形機能を使うわけではありません。
主に3つの機能を使います。
1. 図形
2. 罫線
3. 背景
既存の紙の図面やCADデータの有効利用ができます。
図面の効率的な修正・管理をエクセルで行うにはエクセルの機能を熟知していることと実際の運用経験が必要です。
これは私が実際に試行錯誤して行って成果のあったものです。
設備関係の設計や点検業務をしていて図面の修正や管理に困ってこの方法を編み出し改良を加えていったのが今回のノウハウです。
一度構築してしまうと、次回からの修正や管理が楽になります。
マニュアルはPDFにてご提供いたします。
PDFリーダー等でPDFを見られる環境をご準備ください。
PDFマニュアル提供後、24時間過ぎましたらクローズいたします。
エクセルを持っている方、あるいは購入予定の方
Excel 2013 バージョンで説明していますがどのバージョンでも使えます
Windos 10 で動作確認をしています。Macでの動作確認はしていません。