長い教員生活のなかで、教育工学、カウンセリング、教育行政学などの勉強をしてきました。そのため、授業設計の考え方や指導案の作り方、学級経営、不登校生徒の保護者への具体的なアドバイスができます。
ところで、私が授業設計や指導案に詳しい理由は、最初に授業設計や指導案を考案したのが教育工学だからです。ただ、教育工学の研究方針が途中で変わったために、現在では授業設計や指導案の作り方についての資料がほとんど残っていないのです。そのため、現場の教師が、実際の授業を行うのに授業設計や指導案の理論を必要としているのに、これらのことについて説明できる人が殆んどいないのです。
一方で、学級経営については、問題を抱える生徒を担任して学級崩壊に近い状態にしたことから、性教育やライフ・スキルトレーニングなどに取り組んできました。そのため、学級経営についても、何かアドバイスできるものがある、と思います。
また、カウンセリングについては、県の教育センターに1年間内留した経験、不登校の生徒の支援、不登校の生徒を持つ親の会を2年間ほど支援した経験、不登校の生徒の指導で読売教育賞の受賞、認定心理士の資格などがあります。そのため、不登校生徒などを持つ教師や保護者の方に、学校側から見たアドバイスができる、と思います。
最後に、教育行政については、退職後に放送大学院で教育行政学の勉強をして卒業しました。そのため、現在の教育改革の動きについても良く知っています。
長い教員生活のなかでは、二度の教育賞の受賞や1年間の県の教育センターでの内留などの経験があり、教育委員会からは評価されることもありましたが、教育委員会への批判者として冷遇されてきました。そのため、学校や教育委員会の問題点については良く理解できている、と思っています。
私がココナラへの出品を考えた理由は、昭和池田賞という賞を頂いた時に、審査委員長の早稲田の先生から「貴方は多くの知識を持っているが、知識は持っているだけでは意味がない、是非持っている知識を役立てて欲しい」と言われていたからです。
しかし、文章を書くことに不慣れな私が、文章で相談に乗るということは、初めての経験なので、正直な所余り自信がありません。そのため、自分の考えが正確に伝わるか、と言うことに不安があります。
また、相談活動をしていると、時として自分の力を誇示するために、自分の持つ能力以上の相談にも応じようとする場合があります。そのため、私がカウンセリングを行っていた時には、常に自分の限界を意識するように心掛けていました。
そこで、相談しても無意味だと感じた時は、遠慮なく他の人と相談してください。