高校2年生の時に拒食症になり、その後過食症、過食嘔吐と約10年間摂食障害の時間を過ごしました。私にとっては長い長いトンネルで、治したくても治せない。毎日毎日仕事帰りにたくさんの食料を買っては食べ、もどし、そんな自分に自己嫌悪。自分の事なのに自分ではどうすることもできず、、情けなさにまた自己嫌悪。そんな毎日を繰り返す10年でした。心療内科などにも通院しましたが、なかなか抜け出せず。。。
そんな折、夫との出会いがありました。結婚の話が出てきたタイミングで、ちゃんと自分の事も伝えなくちゃと打ち明けました。なかなか言い出せず、ようやく伝えられた時、「よかった。」と。(内心何が良いんだ?この人何も分かってない?と思いつつ。)「結婚してる人なのかと思った。」と。「もし沢山食べて吐きたくなっちゃうのなら、ジャガイモとかフライドポテトとか安いのにしよ!もし、身体が辛くて治療が必要になったら一緒に病院に行けばいいよ。」と。一つの個性として受け止めてくれ、何も悪い事はしてないんじゃない?と。今まで、そんな風に受け止めてくれた人はいなくて、私の中では衝撃でした。一生治らないと思っていた摂食障害が快方へと向かい、過食嘔吐がなくなってからも10年が経ちます。
時々過食嘔吐していた時の私が夢に出てきますが、今は私にとって必要だった10年間なんだと受け入れられるようになりました。
摂食障害でお悩みの方、ご家族の方、私でよければお話聞きます。必要があれば私の経験談などもお話致します。
どうぞお気軽にお電話下さい。少しでも前向きに摂食障害と向き合える時間になればと思います。
私の経験談からお話をさせていただく事はできますが、摂食障害の完治をお約束するものではありません。
ご了承いただきお電話下さい。