元電気職人が様々なプログラムを書きます

現場を知っているからプログラムの大切さを！

私は、20年間電気工事士でした。 高圧も取り扱い、電気監督を請け負ったこともあります。 しかし、46歳で脳出血に倒れ、右半身麻痺となり育て上げた電気工事会社も後進に譲りました。 折よくとも言うべきでしょうか。 元元請け会社がプログラミング部門を立ち上げたのです。 建築現場に出られなくなった私を見るに見かねたのでしょうか、私をプログラムの世界へと誘って頂いたのです。 47歳からのプログラミングの勉強。 元請け会社に妻に送ってもらい、プログラミング部門の見習いとなりました。 プログラミング部門にはプロが終結しておりました。 勿論みなさん、私より年下です。 しかし、私を拾って頂いた社長への恩返しもあります。 電気工事会社として、私の会社を下請けに使って頂き、今度は私の身一つで出来るプログラミングに誘って頂いたのです。 あれから18年、社長に認められるまでになりました。 「齊藤君、これからはプログラミングの時代だ。いや、もう遅いかも知れん。しかしな、当時齊藤君が東京で弟子入りをして、帰って来た時会社を立ち上げただろ？あの頃を思い出せ。勉強も、何かを始めることも、遅過ぎるということは決してない。齊藤君なら出来る。どんな形にせよ、ここで覚えた、いや、齊藤君が勉強したことで飯を食ってみないか？何かあったら協力するぞ」 80歳近い社長の言葉に、私は涙が止まりませんでした。 そして、社長のご紹介で、個人でプログラミングを請け負う事となったのです。 請け負い始めて10ヶ月。 少しでもみなさんのお役に立てればと、出品させて頂いた次第でございます。 こういった事情もございますので、私はプログラムを書くだけのお仕事となります。 請け負っているプログラムも書くだけでして、不具合があれば書き直す、と言うことを繰り返しております。 体が不自由を言い訳にするつもりはございませんが、私はこの仕事で現場に出たことはございません。 発注される方としてはご不安もございますでしょうが、この18年で培った私を試してみると思って頂き、お仕事を頂ければ幸いでございます。 何卒よろしくお願い申し上げます。