古典占星術でネイタルチャート（出生図）を解読します

モダンとは異なる手法で、あなたが持つ新たな一面が見えてくる

あなたの星座は何ですか？ そう聞かれて「ふたご座生まれです」などと答えた経験は誰にでもあると思います。このときあなたが答えている星座は、あなたが生まれた瞬間に太陽が入っていた星座です。 現代で主流な占星術のやり方では、この太陽星座があなたの性質を表すとされ、「おひつじ座生まれはアクティブ」などと表現します。一方、2000年以上前に原型ができた古典占星術では、星座（サイン）によって人の性格を判定しません。 太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星。これら7つの星（7人の神様）が空を駆けていく姿から、ホロスコープが持つ吉凶や性質、どのような領域で物事が起こるのか、などを読み解いていきます。 7つの星はどの場所にいるかで機嫌が良くなったり悪くなったり、お互いに連絡を取り合ったり、他の星に好意を向けて見守ったりします。たとえば火星や土星といった凶星であっても、あなたにとってはプラスに働いてくれる場合がありますし、他の星がうまくフォローしてくれていれば穏やかだったりするのです。 このサービスでは、古典占星術の手法を用いてあなたのネイタルチャート（出生図）を読み解きます。基本的な読み方が西洋占星術（モダン占星術）とは異なっているので、今までにネイタルチャートを見てもらったことがある方でも、新鮮な気持ちでご自身のことを捉え直していただくことができると思います。 古典占星術のなによりの魅力は、『あなたという人を丸ごと肯定する』のが前提だということです。「私の価値はどこにあるのか？」「どうやったら私という存在が世の中に受け入れられるか？」といったモダンな考えではなく、『私は神によって生み出されたもの。生まれたこと自体に意味があり、任された役割がある』という価値観に基づいています。 モダン占星術よりシビア、凶意がダイレクトに出てくる、などと言われる古典占星術。けれども実際にその手法を用いてみれば、そこには豊かで奥深い世界が広がっています。古い伝統を持ちながらも、これまであまり知られてこなかった古典占星術によって、あなたのネイタルチャートが示すメッセージを新たな視点で見つめてみてはいかがでしょうか。