子宮頸がんワクチン(HPV;ヒトパピローマウイルス ワクチン)については、日本では副作用の報告から積極的勧奨を差し控えてきました(国として、積極的な接種の呼びかけを控える、という状態です)。
しかし、専門家による様々な分析から、子宮頸がんワクチンの安全性が確認され、2023年4月からは他の予防接種と同じように積極的に接種をするよに呼びかけることが再開されました。
この間、接種しそびれてしまった女性にも、現在救済措置が取られています(キャッチアップ接種)。
けれども、当時の報道の印象が強く残っておられる方も多く、子宮頸がんワクチン=危険、というイメージも根強く残っていることを感じます。
私は現在、産婦人科のクリニックに勤務しており、日々子宮頸がんワクチンの接種業務を行っています。
行政からの通達や、ワクチンの効果、接種の流れなどを熟知したうえで接種しています。
・そもそも何のためのワクチン?
・子宮頸がんって何?
・いろんな種類があるけど、どれを打ったらいいの?
・副作用が心配だけど…実際みんな打ってるの?
・部活や受験の影響が心配…接種のスケジュールの組み方
・男性でも打てる?女性のためだけのワクチンなの?
接種を受けることを迷っておられる方、不安に思っておられる方、接種する前に正しい情報を知りたい方、どうぞお気軽にご相談ください。
最新情報や、ワクチンの有効性、副反応について丁寧にお伝えいたします。
助産師による相談ですので、病気の診断や治療方針の決定はできません。