ビル管理技術者になりたいと思ったのは、第二種電工の免状を取得してからの事でした。
電気工事は、性に合わなかったので何か電工の免状活かしての仕事はないかと思案した挙句
ビル管理技術者を目指した次第です。
第二電工の免状を取得しようと考えたのは、これから先の事を考え、そして、文系大卒という事も考慮に入れ考えた末の事でした。時代は、バブル崩壊後の時代でした。
とにかくビル乱立の時代、そのビル内で快適に過ごすにはという
課題が自分にはありました。第二電工免状も生かせるし、
それでこの仕事を選択した次第です。
まず建物内を見て回り、どこに何があるかを把握して、そして、ビル内のしくみがどうなっているのかを把握、さらに個別に専門的になっていることなど
相当な知識と知恵が必要と感じました。
ビル内に入っているテナント等の対応もあります。
ということは、ビル内で活動する人々あるいはビル内を出入りする人のためという事になります。まず、ライフラインです。
ライフラインからの知識から始まり、続いて専門性の高い知識の習得。
これを担当別にしてあり、設備、警備、清掃という各々の役割を全うする。
あるいは、連携して事に当たる。
機械類も当然大切なものですが、やはり、人命が優先です。なにはともあれ。
建物の不具合があり、それが人に被害を及ぼしては何もなりません。
基本は、ココにあります。
技術は日々進歩しています。
しかし、その都度機会を取り入れるのは不可能です。
そこで、維持管理が必要であり、その要領に全てを打ち込むという事になります。当然そこには臨機応変という事も考慮に入れなければなりません。
知識、知恵というものが必要となってきます。
その人間の集団のトップがビル管理技術者です。
知識、知恵 行動力を備えた人です。
機転と物事に対して右往左往せず冷静に対応できる人です。
経験、知識、知恵を総動員して、日々点検等建物に限らずすべての事を網羅して
維持管理を行っていく、チームでやっていく、そうです、それをスマートにこなす役割を
担うのが、ビル管理技術者です。
24時間対応です。
維持管理を通して人の役に立つ。人の要望にどうにか対応して役に立つ。
これぞ、子育てに次ぐ本来の仕事と思っている次第です。
約20年しました。
ちなみに、私、パソコン、携帯、ピッチを使用していました。
メッセージのみの対応です。
どんな些細なことも即答できます。