科学である心理学を学んだ者として、エビデンスがないものを公の場で伝えていく事には正直抵抗がありました。しかしながら、長い人生の中で、ハッとするほど偶然とは思えない事態が起きる事もあり、私は、カール・グスタフ・ユングのいう「意味のある偶然の一致」「シンクロニシティ」をもって説明するしかないのではと考えるようになっていました。
ところで、人気のタロット占いのカードのモチーフは、ユングの示した「元型」と近いものが多いのですが、ある時それに気づいた私は、自然とタロットカードを手にしていました。臨床心理士として人のカウンセリングをしながらも、自分の事で悩んだ時は、一人で出来るタロットカードをシャッフルして答えを見つけようとしていました。
しかしながら、私のカードの使い方は、カードの配置等がしっくりこないと何回かやり直すという方法なので、占いとはちょっと違うように思います。今考えると、カードを並びかえながらユングのいう「無意識」と対話していたのだろうと思えるのです。だから、カードに触れるとだんだんと心が落ち着き、いつの間にか癒されていたのでしょう。
今までは、私のようなタロットカードの使い方をしたら、真摯に占いをしておられる占い師さんに失礼だと考えておりました。が、最近では自分が楽しんできたカードを使ったカウンセリングをしてもいいんじゃないかな?と思うようになってきたのです。というのは、年齢的に私のカウンセラー人生もそろそろ終盤に近いと思われ、これからはあまり気を使わずにあるがままの気持ちで楽しくカウンセリングをしたくなってきたのだと思います。
色々言い訳?を書きましたが…
結構長く生きてきて、やっぱり思うのは、人の心にはフロイトやユングのいうところの「無意識」が確実に存在し、人の人生にこれが大きく関わっているのは間違いないという事です。
タロットカードを使う事で、クライアントさんが無意識と対話し、心が癒されたり、大切な事に気づけたらどんなによいかと思っています。そんなカウンセリングが出来るようになるためにこれからも精進していきたいと思います。
*タロットカードを使うので多少占い的な要素はありますがこのサービスはやはりカウンセリングです。ですので事情をよくお聴きする事が大事になります。したがってお時間は30分程度は必要です。どうぞご理解くださいませ。
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*カウンセラーに対する誹謗中傷・嫌がらせを行う方がおられた場合、相談を途中でやめさせていただくことがあります。また、ココナラ運営に連絡させていただき然るべき処置を取らせていただくこともあります。
*医師資格を持っておりませんので診断をすることは出来ません。
*臨床心理士・公認心理師には守秘義務がありますので、安心してお話しくださいませ。