☆現役教務主任による最新版☆
みなさんは教員採用試験の合否はなにで決まると思いますか?単純明快に答えると、教員採用試験の合否はいかに「具体的な教育活動をイメージできているか」で決まります。
例えば、「あなたのこれまでの経験を教師としてどのように生かしますか?」という頻出の面接項目があります。これに対して「子供支援のボランティアを活かし子供とのコミュニケーションに生かします」という回答では不合格になります。これを「子供支援のボランティアを活かし子供とのコミュニケーションの際には傾聴を心がけていきます」とすれば、ぎりぎり合格ラインに届くかどうか、という状態になります。さらに、「子供支援のボランティアを活かし子供とのコミュニケーション際には傾聴を心がけながら毎日必ず子供たち全員と個別に会話することを行います」とすることで合格ラインを超えることが可能になります。ぜひ、「具体的な教育活動をイメージできているか」を意識して回答を進めてください。
本稿は「→」にて各設問のポイントを整理いたしました。各「→」の先にある説明の構成要素を必ずおさえた説明を行ってください。
ただし、100問というボリュームに対して全て丸暗記をしておく必要はありません。
しかし、「一度は考えたことのある項目」として聞かれるのと「初めて聞きました、、、」として聞くのでは回答の精度が変わることは間違いありません。とはいえ、100問というボリュームですので面接はこの100問に関わるものばかりになるでしょう。例えば本稿では「生徒との関わり方やコミュニケーションスキルについて教えてください」という項目があります。ここで、もし全く同じ質問でなくても、「生徒との関わり方やコミュニケーションスキル」について考えた経験が面接では必ず生きてきます。例えば、「生徒とどのようにして関係性を築いていきますか?」という面接内容に変わったとしても先ほどの「生徒との関わり方やコミュニケーションスキル」について考えたことをいえばよいのです。
今回の設問の内容で「あれ、、、回答が思いつかない」のであればそれはチャンスです。ぜひさまざまな事例を調べてみてください。様々な事例を知って自分に合う教育活動を自分なりにアレンジすればよいのです。
本稿が皆さんの合格の一助になることを心から願っています!