私は今まで、建設コンサルタント業界の技術職として働いてきました。
当初から工期厳守のために残業や休日出勤、徹夜を繰り返すようなしんどい思い出ばかりでした。私自身の辛い経験のみならず、同僚の辛い辞め方も見届けることがありました。
例えばパワハラを受けて家出してそのまま退職したり、前触れなく自殺したりという場面にも出くわしました。
会社が変わったって居心地のいい環境にはなかなか巡り合えず、ダメ転職を繰り返しました。
そんな環境と経験の中で、私は、今まで「何のためにこんなに無理をしているのだろう」という答えのない自問自答を繰り返すことが多かったと思います。
そんな答えのない悩みをもって過ごしていたある日、心理カウンセラーの先生に相談する機会を持ちました。そこで初めて「傾聴」を経験しました。その先生とは今でも師匠として緩やかにお付き合いがあります。
師匠との関わりの延長で、「あなたはカウンセラーの素養あるのだから、ここで勉強してみてはどうですか?」と勧められ、資格を取りました。その講座の中にキャリアに関する授業内容があり、その後、キャリアコンサルタントが国家資格になることがきっかけになり、第2回キャリアコンサルタントの試験に合格しました。
働くことについて人並み以上に苦労した経験は、キャリアコンサルタントとして必要な「受容と共感」の基礎になっていると思います。
どうか遠慮なく、相談に来ていただきたいと思います。
1.オンライン出品(新人キャリコンさんの練習)と並行してる関係で、申し込み状況を調整しています。
2.ダメ転職を繰り返した経験上、辞めたいという相談をすぐ認めるスタンスではありませんし、転職のアドバイスは得意ではありません。
失敗談はたくさんありますが。辞めたいというご相談には何故辞めたいのかをお聴きして、どうしても認めざるを得ないと思ったら転職会社の登録を促す流れになると思います。しかしながら、基本は転職を強く奨める立場ではないことは先に申し上げておきます。
3.技術職と謳っていますが、特定の会社を批判したり、逆に称賛したり入社を奨めるつもりもありません。