A4で10ページのPDFにまとめました。
起立性調節障害は、近年不登校の原因として注目されていて、
実は、多くの思春期の子どもたちが、この病気で苦しんでいます。
代表的な症状は、朝起きられない、倦怠感、頭痛などです。
中学生全体の約1割が、
さらに、不登校になっている子の3割から4割が
この起立性調節障害だといわれています。
(NHK福祉情報サイト ハートネット から引用)
その好発年齢は10~16歳で、
学校との関係は、切っても切り離せません。
すでに病院で「起立性調節障害」と診断されている、
あるいは、症状から、そうなんじゃないかなと
心配されている親御さんのために、
「起立性調節障害と学校」というタイトルで
PDFを作成しました。
前半部分は病気の医学的な知識を中心に、
後半部分は、
この病気とうまく付き合いながら学校に登校するために、
学校との連携の注意点。
病気と付き合っていくための親の気持ちの持ちようなどを、
私の養護教諭の経験から、まとめてみました。
起立性調節障害は、
まわりからは本人の辛さがわかりにくくて
親でも内心、(本当に病気なの?)
という気持ちになってしまい
親 「そろそろ起きたら?」
子ども「うるさいなあ」
親 「少しぐらい頭が痛くても、がんばりなさい!(怒)」
なんてけんかになってしまいがち・・・
わかります、わかります。
朝、あんなに頭痛を訴えていたのに
夕方から、ケロッと元気になってゲームを始めたりするので、
どうしてもサボっているように感じてしまいますよね。
もうひとつ、
起立性調節障害の親子を苦しめている原因に、
学校の無理解があることも否めません。
どうしたらうまく担任の先生や学校側に
病気のことを伝えるか。
理解し、協力してもらうにはどうしたらよいのでしょう。
目次は以下の通りです
1,起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation : OD)とは?
2,病院受診について
3,生活上の注意点
4,学校での理解と強力なサポート体制が必要
5,そして何より家族が最大の理解者、協力者に
6,終わりに
起立性調節障害に悩む親御さんのために
電話相談もお受けしております。
よろしければ、以下のアンケートに
DMでお答えいただけると、今後の参考になります。
もちろん、アンケートは必須ではありません。
お答えいただける方だけで結構です。
①どなたが、起立性調節障害(疑い含む)ですか
年齢、性別 等もできれば教えてください。
②どんな症状ですか
倦怠感、頭痛、腹痛、朝起きられない など
③学校の対応はいかがですか
満足、普通、不満 など
④あなたの知りたいことは、どんなことですか
よろしくお願いします<m(__)m>